エイプコイン(APE)とは?概要や特徴を解説|用語集

2022/05/16著者:

エイプコイン(ApeCoin、ティッカーシンボルはAPE)はBAYCの保有者にエアドロップ(無料配布)されたり、ローンチ直後から大手暗号資産取引所に相次いで上場したりして大きな注目を集めたりする暗号資産の一つです。本記事は、エイプコイン(APE)の概要や特徴について解説していきます。

エイプコイン(APE)とは?概要や特徴を解説

エイプコイン(APE)とは?


2021年、NFT(非代替性トークン)は国内外で人気を博し、需要の高まりは「NFTの年」とも言われています。 暗号資産(仮想通貨)ブロックチェーン業界では、21年より前からNFT技術が使われていましたが、NFTアートの高額販売などの事例が話題になり、従来の暗号資産業界を越えてNFTが広がりつつあります。

 

NFTの普及に大きく貢献したのが、猿をモチーフにした「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」シリーズです。 ラッパーでプロデューサーのエミネムやマーシャル・マザーズなどの著名人を獲得したことも、BAYCの知名度を上げることにつながりました。

 

本稿執筆時点で、BAYCはイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上の主要NFTマーケットプレイス「OpenSea」で取引高2位を記録しています。エイプコイン(APE)はBAYCの保有者にエアドロップ(無料配布)されたり、ローンチ直後から大手暗号資産取引所に相次いで上場したりして大きな注目を集めたりする暗号資産の一つです。

 

エイプコイン(APE)の概要


エイプコイン(APE)は2022年3月に正式発表されました。 発表では、暗号資産としての特徴について、「Web 3.0(分散型ウェブ)の中心にある分散型コミュニティを支えるため、文化やゲーム、商取引で利用されるトークン」と説明されています。

 

発表後すぐにバイナンス、コインベース、FTXといった主要な暗号資産取引所に上場し、注目を集めた理由のひとつに、BAYCに関連する暗号資産であることが指摘されています。.

 

また、BAYCを制作したNFTスタジオ「Yuga Labs」は、「エイプコインを各プロジェクトのメイントークンとする」と説明していることも、需要を後押ししています。 実際、BAYCのメタバース・プロジェクト「Otherside」では、仮想土地「Otherdeeds」のランドセールがエイプコインで決済されています。

 

エイプコインはイーサリアムのブロックチェーン上で発行されており、「ERC-20」規格を採用しています。 総供給量は10億枚に設定されています。 現在、ウェブサイトでは、以下の4つの用途を紹介しています。

  • エコシステムにおける決済に用いる
  • オーナーにゲームなどへのアクセス権を与えるために用いる
  • 開発者にエコシステムへの参加を促すツールとして用いる
  • ガバナンストークンとして用いる

 

エイプコイン(APE)トークン


エイプコイン(APE)総供給量10億枚のうち、1億5千万枚がNFTホルダーにエアドロップされました。

 

BAYCのNFTには、同じく猿をモチーフにした「Mutant Ape Yacht Club(MAYC)」、犬をモチーフにした「Bored Ape Kennel Club(BAKC)」という関連シリーズがあります。

 

BAKCのNFTは現在二次販売中ですが、最初はBAYCの所有者に無料で配布されました。そのため、単独では有用性を持たないとされており、BAKCだけしか持っていない人は、エイプコインのエアドロップを受け取ることはできないと説明しています。

 

エイプコイン(APE)の運営組織


ここでは、エイプコインを運営する組織について説明します。

  • ApeCoin DAO

ApeCoin DAOは、エイプコインのガバナンスに責任を持つ組織です。ApeCoin DAOは、グローバルに分散したコミュニティを作るために分散型ガバナンス体制の必要性から生まれたもので、分散型ガバナンス体制がエイプコインの成功につながりました。

エイプコインの保有者は誰でもApeCoin DAOのメンバーになることができ、エイプコインの運営において、プロジェクトにどのように資金を配分するか、どのようなパートナーシップを構築するかといった意思決定を行います。

関連:DAOとは?5分でわかる分散型自律組織DAO|用語集

 

  • APE財団

APE財団(APE Foundation)は、エイプコインを管理する法人組織です。 監督者ではなく、ApeCoin DAOの基盤という位置づけです。

時が経つにつれ、組織はより分散化され、ApeCoin DAOの決定を管理し、日々の運営と経理を担当するようになりました。APE財団は、誰もが参加できる公平なエコシステムの構築と発展を目指しています。

 

  • Board

エイプコインには、「Board」と呼ばれる役員会があります。 APE財団の運営者を監督する役割を担っています。 最初のメンバーは6ヶ月の任期で選出され、その後、ApeCoin DAOによる年次投票が行われます。

 

 

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