バイビットのByreal、Solana上で中央集権型取引所機能とDeFiインフラを統合へ
バイビットは新たな分散型取引所「Byreal」のローンチを準備中です。このプラットフォームは6月30日にソラナテストネットで公開され、メインネットへの本格展開は2025年第3四半期を予定しています。
Byrealはハイブリッド型取引所として設計されています。中央集権型と分散型取引の要素を組み合わせ、中央取引所レベルの流動性と分散型金融の透明性を提供するとしています。
Byrealが提供するCLMM、RFQ、MEV保護機能
バイビットのベン・ジョウCEOはByrealについて「CEX級の流動性とDeFi本来の透明性を兼ね備えた製品」と表現。開発チームはこのプラットフォームを「グローバル取引所のオンチェーン拡張」と呼んでいます。
Byrealにはリクエスト・フォー・クォート(RFQ)や集中流動性マーケットメーカー(CLMM)ルーティングなどの機能が搭載されます。RFQはユーザーが複数ソースから価格提示を要求できる仕組みで、CLMMは流動性提供者が取引が発生しやすい価格帯に資本を集中できるようにします。この設計はスリッページ軽減と約定効率向上を目的としています。
この取引所はMEV(最大抽出可能価値)保護機能を備えた高速スワップを提供します。MEVはDeFi取引において取引の公平性や価格形成に影響を与える要因です。
「公式発表です。Byrealが登場しました👋🏽 @Bybit_Officialがインキュベートし、@Solana上で誕生。Byrealは次世代資産のための新しいオンチェーン流動性ネットワークです - 真の価値が上場され、発見され、透明性を持って取引される場を提供します」 pic.twitter.com/seDoKdZCKw
— Byreal (@byreal_io) 2025年6月15日FinanceMagnates.cOMで関連記事: バイビット、TradingViewを統合し仮想通貨市場分析を簡素化
セキュリティ侵害対応しながらサービス拡大を続けるバイビット
2025年初頭、バイビットは14億ドル以上の資産が失われる重大なサイバーセキュリティ侵害に直面しました。同社は責任者の特定とプラットフォームセキュリティ改善のために1億4000万ドルのバウンティプログラムを開始。また分散型カストディプロトコルSAFEと協力して脆弱性対応と出金リクエスト管理を行いました。
バイビットはユーザー体験と市場展開を強化するため製品ラインナップも拡大しています。最近では固定金利ローンサービスを導入し、ユーザーが固定金利・固定期間のP2Pローンを利用できるようにしました。
さらに同社は世界で3000万人の登録ユーザーを突破し、2023年の2%から2024年4月には11%へと現物取引における市場シェアを拡大しています。
翻訳: BladeRunnerX