ブラジル大統領、仮想通貨を合法化する法案に署名

12月31日に退任するブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は、同国の決済手段としての仮想通貨を合法化することを目的とした法案14.478に署名した。

 

ボルソナロ大統領、仮想通貨を合法化する法案に署名

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12月22日のブラジル連邦政府の公式発表で、ボルソナロ大統領は法案14.478に署名し、同国の下院で承認されて法律となったと発表した。

 

この法案では、ブラジル居住者はビットコインなどの仮想通貨を法定通貨として使用することができなくなる。しかし、新たに成立した法律では、ブラジルにおける合法的な支払方法の定義に一部のデジタル通貨が含まれている。また、仮想通貨サービス事業者のライセンス制度を確立し、デジタル資産の不正使用に対する罰則を定めている。

 

ボルソナロ大統領の発表では、どの連邦機関が仮想通貨の決済を監督する可能性があるかは示唆されていない。ただし、米国と同様、証券とみなされるデジタルアセットは、ブラジル証券取引委員会の規制下に置かれることになる。また、FTXの破綻に対応したと思われる規定も盛り込まれ、取引所にはユーザー資産と企業資産の区別が義務づけられた。

立法府は11月29日、仮想通貨決済を承認する最終段階として、この法案を大統領に送付した。 仮想通貨法の施行は、180日後の2023年6月になる可能性がある。

 

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