仮想通貨ETF最新動向:イーサリアムは資金流入ゼロ、ビットコイン&ソラナが急騰
最新の仮想通貨ETF動向では、主要資産ごとに投資家の関心が分かれる結果となった。ビットコインはBitwiseのBITB ETFを中心に純資金流入115万2900ドルを記録した一方、イーサリアムETFは資金流入がゼロで、機関投資家の慎重姿勢が継続。ソラナ関連ETFは678万ドルの純流入を記録し、10日連続の上昇となった。
仮想通貨ETF全体の累計純流入額は約600億ドルに達し、総資産額は1415億4000万ドル、日次取引高は41億5000万ドルとなっている。
ビットコインETF:Bitwiseが単独で資金流入を牽引
米国のビットコイン現物ETFは115万2900ドルの純流入を記録したが、注目すべきはBitwiseのBITBがその日唯一の資金流入を記録したETFだった点だ。他の11のビットコインETFはすべて横ばいで、資金流出も流入も見られなかった。

これは最近の週次トレンド(ビットコインETFが12億2000万ドルの純流出を記録)と対照的で、機関投資家の需要がいかに選択的になったかを示している。市場全体の売り圧力の中、BitWise BITBだけが独自の動きを見せ、ビットコインへの集中した信頼を証明した。
主要保有者としては、IBIT(ブラックロック)が843億9000万ドルの純資産でトップを維持しており、これはビットコイン時価総額の3.97%に相当する。
イーサリアムETFは停滞続く
イーサリアムETFは11月10日時点で資金流入ゼロとなり、機関投資家の関心減退を示唆。純資産総額は234億3000万ドルで、ETH時価総額の5.42%に相当。

ETH自体は10.5%下落し3551ドルとなり、市場全体を下回るパフォーマンス。この下落の主な要因は:
ETF停滞:2025年10月以降、ETH-ETF保有額が21億9000万ドル減少し、機関投資家の需要が低迷
デリバティブ清算:2億1000万ドル以上のETHロングポジションが解消され、下落圧力に
テクニカルブレイク:ETHは3823ドルと3825ドルの主要サポートを割り込み、アルゴリズム売りを誘発
現在、2025年12月に予定されているFusakaアップグレードと、勢いを牽引するクジラ(大口投資家)による資産価値回復に期待が集まっている。
ソラナETFは強気の勢いを維持
ソラナETFは678万ドルの純流入を記録し、累計流入額は3億4248万ドルに。純資産総額は5億9836万ドルに達した。

主要なソラナETFでは、Bitwise BSOLが592万ドルの流入、グレースケールGSOLが85万4480ドルの流入を記録。日次取引高は3963万ドルに達し、SOLがBTCとETHに次ぐ選択肢として台頭していることを示唆。
概要
11月10日時点の仮想通貨ETF資金フローは混合的な結果に:ビットコインETFは継続的な流入を記録、イーサリアムETFは失地回復に苦戦、ソラナETFが明るい材料として浮上。今後の展開としては、規制の明確化とネットワークアップグレードがイーサリアムなどの資金流入の原動力となる可能性がある。
翻訳者:Str1k3r