マイケル・セイラーのマイクロストラテジー、S&P 500入りなるか? ビットコイン価格のこの水準が命運を分ける

マイケル・セイラー氏率いるマイクロストラテジー(現・ストラテジー)が、歴史的なウォール街の節目を迎える可能性があるが、ここでも鍵を握るのはビットコインだ。
金融アナリストのジェフ・ウォルトン氏によると、ストラテジーが第2四半期末までにS&P 500指数の選定基準を満たす確率は91%だ。もちろん条件がある。ビットコインが6月30日までに95,240ドルを下回ってはいけないのだ。
残された時間はわずか数日。現時点では、確率的にセイラー氏に有利な状況だ。
詳細は以下で解説!
運命を分ける95Kの分水嶺
S&P 500に採用されるためには、企業は過去4四半期にわたって累積の黒字を計上している必要がある。ここでビットコインが関係してくる。ストラテジーは592,345BTCを保有しており、上場企業では最大の保有量だ。1月以降、これらの保有分は会計基準ASU 2023-08に基づき時価評価され、価格変動がそのまま純利益に反映される。
ウォルトン氏は簡潔に説明する:「もし[ビットコインが]その水準を下回れば、ストラテジーは...第2四半期の利益が過去3四半期の合計を上回らなくなる」
つまり、一度の急落がチャンスを台無しにする可能性があるということだ。
6日間で$MSTRがS&P採用基準を満たす確率91% https://t.co/uGkzAuTQ2Y
— ジェフ・ウォルトン (@PunterJeff) 2025年6月24日歴史は(概ね)ストラテジーに味方
しかし、6日間で2桁の暴落が起こる可能性はどれほどか?ウォルトン氏によると、それほど高くないという。同氏は2014年以降のビットコインの短期ボラティリティに関する歴史的データを分析した。
それによると、6日間で10%以上下落したケースは全体の8.7%しかない。つまり91.3%の確率で現状維持できる計算になり、ウォルトン氏の予測するストラテジーの確率とほぼ一致する。
日が経つごとに確率は上昇する。5日間の場合:10%下落しない確率92.4%。残り1日では?97.6%だ。
地政学リスク、ボラティリティ、そしてフィニッシュへの競争
とはいえ、楽観は禁物だ。週末にはイランとイスラエルの緊張激化により、BTCは5月初旬以来の低水準である10万ドルを一時割り込んだ。執筆時点では106,200ドル近辺まで回復している。
ここで強調したいのは、これは仮想通貨であり、まだ何が起こるかわからないということだ。祝勝モードに入るのはまだ早い。
仮想通貨業界にとってのさらなる勝利?
もしストラテジーが採用されれば、5月にコインベースが採用されて以来、2社目の仮想通貨関連企業のS&P 500入りとなる。仮想通貨業界にとって、これは主流化に向けたまた一歩前進だ。
「これは資産クラス全体の正当性を確固たるものにする」と、Bitpaceの最高収益責任者メリアム・ハビビ氏は語る。
ストラテジーは2024年末にすでにナスダック100入りを果たしている。S&P 500採用はその信頼性をさらに高め、セイラー氏のビットコイン戦略が真に実を結んでいることを再び証明することになる。
カウントダウンは続く。
翻訳:NeonGhoSTX