ストーリー・プロトコル(IP)の価格が下落している理由
IPトークンは、ローンチ時の盛り上がりが徐々に収まる中、下落を続けています。
ストーリー(IP)は、ローンチ直後の上昇トレンドから勢いを失い続けています。6月19日(木)時点で、IPトークンの価格は8.74%下落し、過去30日間では35.51%の下落を記録しました。市場全体のセンチメントと投資家の利益確定が組み合わさり、トークンに強い売り圧力がかかっています。
仮想通貨市場は、過去1ヶ月間にわたって圧力を受けています。特にイラン・イスラエル紛争以降、その傾向が強まっています。しかし、主要な仮想通貨は比較的強いパフォーマンスを示しています。ビットコイン(BTC)は同期間に1.2%下落した一方、イーサリアム(ETH)は0.49%上昇しました。ただし、小型アルトコインは同様の回復を見せていません。

6月に入り、アルトコインの支配率は着実に低下しています。イーサリアムを除くアルトコインの割合は27.2%から2.6%に減少しました。一方でビットコインの支配率は上昇し、イーサリアムは横ばいでした。マクロ経済と地政学的リスクに対するリスク許容度の低下が、アルトコイン市場の勢いを削いでいます。
IPトークン価格の急落:初期の盛り上がりが後退
IPトークンはローンチ後2週間で500%以上上昇し、過去最高値の7.33ドルを記録しました。しかしその後は下降トレンドに転じ、6月19日時点で最高値から65%下落しています。利益確定と初期の盛り上がりの後退が価格下落の要因です。
ストーリー・プロトコルは、610億ドル規模の知的財産市場をブロックチェーン上に構築することを目指すレイヤー1ブロックチェーンとして登場しました。a16zやサムスン・ネクストなどの著名投資家から支援を受け、1億4000万ドルを調達しています。
このプロトコルでは、IP保有者がコンテンツを登録・トークン化でき、カスタマイズ可能なライセンスルールを通じて柔軟な収益化をサポートします。しかし、ネットワーク活動やエコシステムの指標から見ると、採用はまだ限定的です。

DeFiLlamaによると、プロトコルの総預かり額(TVL)は1125万ドルまで減少しています。一方、オンチェーン手数料とアプリ収益はごくわずかで、ユーザーエンゲージメントの低さがうかがえます。IPの価格が回復するためには、ストーリー・プロトコル・エコシステムがより多くのユーザーを引きつける必要があります。
翻訳: F0xTr0t