ウクライナサイバー警察、FBI国際手配リストの暗号通貨犯罪者を米国に引き渡し
- ウクライナサイバー警察は、世界中の企業を攻撃したハッカーグループのメンバーを特定。
- 攻撃者はマルウェアを拡散し、仮想通貨での身代金を要求。
- 30億UAH(約71.7億円)の損害事件の被告がFBIに引き渡された。
ウクライナ国家警察サイバー捜査局は、大規模なサイバー攻撃で米連邦捜査局(FBI)から国際手配されていた33歳の外国人をキエフで拘束したと発表した。
当局によると、被疑者は国際ハッカーグループの主要メンバーで、米国、カナダ、フランス、ドイツ、オランダ、ノルウェーの工業企業に30億UAH(約71.7億円)以上の損害を与えたとされる。
ハッカーらは独自に作成したランサムウェアを含むマルウェアを使用し、グローバル企業のコンピュータシステムにアクセス。データを暗号化した後、仮想通貨での身代金を要求。支払いは犯罪者が管理するドロップウォレット宛てに行われた。
2023年11月に開始された国際捜査にはウクライナ、米国、EU、ユーロポール、ユーロジャストの法執行機関が参加。ウクライナ国内で80件以上の家宅捜索を実施し、以下を押収した:
- 2400万UAH(約5760万円)相当の仮想通貨
- 高級車9台
- 総面積12ヘクタールに及ぶ24の土地
全ての資産は被害補償のため差し押さえられた。
データ分析の結果、別のグループメンバーも特定。このサイバーセキュリティ専門家は被害企業のネットワーク脆弱性を調査しており、他のハッカーがこのデータを攻撃計画に利用していた。FBIはこの男を米国法典複数条項で起訴し国際手配した。
逮捕時キエフ在住だったこの外国人は、キエフ・ソロミャンスキー地区裁判所により身柄拘束・引き渡しが決定。
2025年6月18日、必要な手続き完了後、米国側に引き渡された。
ウクライナサイバー警察は暗号通貨詐欺摘発を積極的に展開。最近ではザポリージャで不正マイニング容疑のウクライナ人男性を拘束。
またスームィでは、偽装暗号取引所事件でキエフ州在住者を逮捕している。
翻訳者:DARkPhoenix1