Metaが巨大ステーブルコイン市場に参入へ—フォーチュン誌が独占スクープ
ソーシャルメディア巨人のMeta(旧Facebook)が、ついに仮想通貨業界で最もホットな戦場に参入するようだ。フォーチュン誌の情報によれば、同社は現在、ステーブルコイン市場への進出を画策中という。
「銀行免許不要で金融覇権を狙う」—Tech巨人らしい迂回戦略がここでも炸裂しそうだ。規制当局の目を光らせる中、MetaPayのグローバル決済網とどう連動させるかが焦点に。
金融業界筋は苦笑いを隠せない。「法定通貨の代わりに社内トークンを使わせる—中央銀行をバイパスする究極のビジネスモデルだ」
- フォーチュン誌が引用した情報筋によると、メタ(Meta)は支払いを管理するためにステーブルコインの導入を計画している。
- メタはステーブルコインプロジェクトをサポートするために、仮想通貨(仮想通貨)関連の経験を持つジンジャー・ベイカー(Ginger Baker)氏を製品担当副社長として採用した。
- メタは以前にも、仮想通貨に関連する取り組みとしてブロックチェーンプロジェクトのディエム(Diem)を立ち上げていたが、規制上の課題のために失敗に終わっていた。
テック大手のメタが、支払いを管理するためにステーブルコインの導入を検討していると、フォーチュン誌がこの件に詳しい5人の情報筋の話を引用して報じた。
フォーチュン誌によると、メタはまた、ステーブルコインの取り組みをサポートするために、仮想通貨関連の経験を持つジンジャー・ベイカー氏を製品担当副社長として採用した。
メタが2019年に立ち上げたブロックチェーンプロジェクト、リブラ(後にディエムと改名)が、規制当局の厳しい監視を受け、2022年に頓挫したことを考えると、同社の仮想通貨分野への再進出は注目に値する。
メタがこの計画を実行に移せば、ステーブルコイン(米ドルのような法定通貨にペッグされたデジタルトークン)が仮想通貨および伝統的金融(TradFi)企業の間で大人気のトレンドになっている時に、この分野に参入することになる。
ステーブルコイン業界には、リップル(Ripple)、マスターカード(Mastercard)、ビザ(Visa)、オランダの銀行ING、ストライプ(Stripe)などの企業がすでに参入している。英銀スタンダードチャータード(Standard Chartered)は、ステーブルコイン市場は2028年末までに2兆ドル(約292兆円、1ドル=146円換算)に成長する可能性があると推測している。
|翻訳・編集:山口晶子
|画像:RoKAS Tenys / Shutterstock.com
|原文:Meta Is Looking to Enter Red-Hot Stablecoin Market: Fortune