トランプ・メディアが第3四半期決算で暗号通貨とAI拡大への投資を強化
トランプ・メディア・テクノロジー・グループ(TMTG)は、2025年第3四半期(7月~9月)の決算報告で、暗号通貨と人工知能(AI)分野への積極的な投資戦略を明らかにしました。同社はソーシャルメディアプラットフォーム「Truth Social」を運営しており、暗号通貨関連サービス「Truth.Fi」の拡充とAI技術の導入を加速させています。特に注目されるのは、Cronos(CRO)との戦略的提携を通じた暗号通貨分野への本格参入です。
トランプ・メディアの第3四半期業績ハイライト
2025年第3四半期、トランプ・メディアは総収益6110万ドルを記録し、前年同期比で顕著な成長を示しました。同社のDevin NuneS CEOは、「暗号通貨とAI技術への投資が今後の成長エンジンとなる」と述べ、デジタル資産分野への本格参入を明言しています。

暗号通貨戦略:Cronos(CRO)との提携
トランプ・メディアはCrypto.comのブロックチェーン「Cronos」と提携し、6,844万CRO(約5000万ドル相当)を取得しました。この投資はTruth SocialとTruth+プラットフォームにおける暗号通貨機能の拡張に充てられます。特に、CROを利用した新サービス「Truth.Fi」の開発が注目されています。
BTCCアナリストチームによると、「この提携はトランプ・メディアの暗号通貨市場への本格参入を意味する重要な一歩」と評価しています。Coinmarketcapデータでは、CROは過去3ヶ月で価格が47%上昇しており、市場関係者の注目を集めています。
AI技術への投資拡大
トランプ・メディアはAI分野にも積極的に投資しており、特にコンコンテンンツモデレーションとパーソナライズドニュース配信システムの開発に注力しています。同社はAIスタートアップ「perplexity」と協力し、Truth+向けの「Patriot AI」機能を開発中です。

今後の成長戦略
トランプ・メディアは2030年までに暗号通貨関連事業で5480万ドルの収益を目指す野心的な計画を発表しました。2024年にSPACを通じて上場した同社は、デジタル資産とAI技術を柱とした成長戦略を推進しています。
「暗号通貨とAIの融合は、我々のプラットフォームに革命をもたらす」とNunes CEOは述べ、今後の展開に期待を示しました。TradingVieWのデータによると、TMTG株は過去1ヶ月で4.13%上昇し、12.78ドルで取引されています。
市場関係者の反応
業界アナリストのPooja RajkumARi氏は「トランプ・メディアの戦略は、ソーシャルメディアと金融テクノロジーの境界を曖昧にする画期的な試み」と評価しています。一方で、同社が直面する規制上の課題にも言及しました。

Truth.Fiの詳細
新サービス「Truth.Fi」は、暗号通貨取引とソーシャルメディア機能を統合したプラットフォームとして設計されています。特に、CROを利用した「Truth Predict」機能は、ユーザーが市場動向を予測できる画期的なサービスとして注目を集めています。
※本記事は投資アドバイスではありません。暗号通貨投資には高いリスクが伴います。