XRP価格、機関投資家の資金流入にもかかわらず弱気ダイバージェンスが懸念材料に - 2025年9月11日現在
XRPが機関投資家の資金流入を受けながらも、テクニカル指標に弱気シグナルが点滅。上昇トレンドの持続性に疑問符が付く。
ダブルトップパターン形成か
RSIと価格の乖離が明確になり、短期調整圧力が高まっている。過去のパターンでは10-15%の修正が典型的だ。
機関投資家はなぜ買い続けるのか
規制環境の明確化と伝送システムへの採用拡大が背景にある。ただし市場の過熱感は無視できず、伝統的な金融機関の「遅れて来た参入」という皮肉も聞かれる。
次のキーレベルは0.55ドル付近
ここを割るとさらに売りが加速する可能性が高い。逆に突破すれば年初来高値更新への道が開ける。ギャンブルより確実なのは、相場の変動性そのものだ。
機関投資家がXRPに賭ける 長期保有者は売却を控える
今月に入り、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のXRP先物におけるオープンインタレストが増加している。Glassnodeによれば、水曜日に10日ぶり高水準の384,500 XRPで終了し、大口投資家の関与拡大を裏付けた。
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CMEのオープンインタレスト上昇は機関投資家のエクスポージャー拡大を示し、流動性の向上や強固な価格発見と結び付くことが多い。小売主導の動きとは異なり、機関フローは持続的な需給面の支援を提供し、ボラティリティの低減にもつながり得る。
このことは、足元のXRP上昇が短期の投機ではなく、長期資本に下支えされている可能性を示す。
加えて、オンチェーンのライヴリネス(Liveliness)指標が低下しており、長期保有者の確信継続を示している。本稿執筆時点で同指標は52日ぶり安値の0.81にあり、LTHによる分配の減少を示唆する。
ライヴリネスはコイン・デイズ・デストロイの比率から、長期保有コインの移動度合いを測る。上昇は長期保有分の売却(利確)進行を、低下は保有継続・移動減少を意味する。
足もとは同指標の低下が続いており、LTHが引き続き保有姿勢を保っている公算が大きい。
XRPのブルラン、弱気の乖離出現で抵抗に直面
一方で、すべての指標が強気一辺倒ではない。XRP/USDの日足では、チャイキン・マネー・フロー(CMF)がゼロラインを下回り下向きを継続。価格上昇との間に弱気のダイバージェンスを形成し、資金流入の細りを示している。
CMFは資金の流入出を捉える指標で、上昇局面中にゼロ割れが続く場合、買い圧力の減衰と勢いの維持難を示唆する。
この結果、XRPは勢いを失い、2.69ドルへの押し戻しリスクがある。
もっとも、小口の蓄積再開に加え、機関投資家の関心高止まりとLTHの強さが重なれば、3.11ドル方向への上伸を維持する可能性も残る。