ビットコイン、クジラ離れも依然上昇余地 〜2025年末の注目シナリオ〜
大物投資家が手放しても、ビットコインは上昇の道筋を描く。
クジラの動向を超えて
大口保有者の売り圧力が一部で観測されているが、市場の構造はより強固に。機関投資家の参入とグローバルな採用の拡大が、新たな需要の支柱を形成。伝統的な金融アナリストは相変わらず懐疑的だが、その予測は過去10年間、ほぼ外れ続けている。
テクニカル面の強さ
主要なサポートレベルは堅調に維持。ネットワークのハッシュレートは過去最高を更新し続け、基盤のセキュリティと信頼性を裏付ける。これは単なる投機を超えた、実用的な資産としての成熟を示唆。
2026年への展望
規制環境の明確化とインフラの進化が、次の上昇フェーズへの燃料を供給。中央銀行デジタル通貨(CBDC)の議論が活発化する中、ビットコインの「デジタルゴールド」としての地位は逆に際立つ可能性が高い。伝統金融は「リスクが高すぎる」と警告しながら、自らはより複雑で不透明なデリバティブ商品を売り続けるという、いつものジレンマだ。
短期的なボラティリティはあるにせよ、長期的なトレンドは未だ破綻していない。市場は次のカタリストを待っている。
クジラ売却続くも売り圧力は減少傾向
ビットコインのクジラアドレスデータは明確な弱さを示す。1000~1万BTCを保有するクジラアドレスの30日変化はマイナス72となり、11月下旬以来の低水準まで落ち込んだ。クジラ全体の数も月間最安値近辺で推移。このことは、大口保有者が積極的に買い増しではなく持ち高を減らしている事実を裏付ける。
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なお、これらのクジラは主にイーサリアムへ資金を移している。2番目に大きい仮想通貨への楽観姿勢が強いことを示す。
🚨 WHALE ROTATION ACCELERATES
A large whale JUST swapped:
🔹 502.8 $BTC → 14,500 $ETH
🔹 ~$45.24M
This wasn’t a one-off.
The same wallet has now converted:
🔹 1,969 $BTC
🔹 into 58,149 $ETH
That’s not panic selling.
That’s capital rotation.
When whales rotate,
they’re… pic.twitter.com/59goN9BeKb
通常、このような動きで下落が加速する。しかし現時点ではそうなっていない。
その理由のひとつが、ビットコインのセラー・エグゾースション・コンスタントだ。これは損失確定の動きと価格変動性を組み合わせたグラスノードの指標。この指標は、多くの売り手が含み損を抱えているがボラティリティが低い局面を示す。過去、こうした局面はビットコインのリスクが小さい短期的な底値付近で現れやすい。
現在のこの指標は0.019近辺と、直近では4月5日(ビットコインが8万3500ドル付近で推移していた時期)以来の水準。その後6週間で価格は33%超上昇し、11万1600ドル付近まで高騰した。本日の数値はやや低めだが、過去の枯渇ゾーンと同じ領域内にある。
この指標は必ずしも上昇を保証するものではない。しかし下落リスクが縮小しつつあることを示唆する。
ビットコインの今後を左右する価格水準
クジラ売りが続く中でも、ビットコインは8万9250ドルという重要なサポート帯を維持している。この水準を日足で守る限り、弱気勢は主導権を取りにくい。
ビットコインが9万1320ドルを回復すれば、勢いが急速に強まる。そこから先は直近供給があった9万4660ドルへの道が開かれる。この水準を明確に抜ければ、マーケット構造が再び強気側有利へと転換する。
無効化となる条件は明確だ。日足で8万9250ドルを下回れば、枯渇シナリオは弱まり、8万7570ドルや8万5900ドルへの下落リスクが強まる。