ビットコインは実は2月から弱気相場だった?ETFが隠した需要の空白とは
ビットコインの上昇はすべてが順調に見える。だが、水面下では別の物語が進行している。
ETFの承認は確かに巨額の資金流入をもたらした。機関投資家の参入は市場の成熟を示す歓迎すべき兆候だ。しかし、この公式な資金の奔流が、従来の個人投資家や暗号ネイティブな需要の減退を巧妙に覆い隠している可能性がある。
ETF以前のエコシステムはどうなった?
マイナーや長期保有者、DeFiプロトコルへのステーキング、さらには代替チェーンへの資金流入といった、かつて市場を支えた有機的な需要の指標が、ETFの見事なパフォーマンスの陰で色あせ始めている。これは単なる市場の移行なのか、それとも根本的な弱さの兆候なのか。
金融の世界は、一つの華やかな数字で、その他のすべての不安材料を忘れさせるのが得意だ。ビットコインは今、その真価が問われる岐路に立っている。次の動きは、ETFの資金だけでは決まらない。
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実際、2025年第4四半期には米国の現物ビットコインETFが純購入から純売却へと転じ、その保有量は約2万4000BTC減少。BTC価格は10月に一時12万5000ドル付近まで上昇しましたが、需要の伸びはその時点で既にトレンドラインを下回っていました。
また検索数の減少やソーシャルメディアでの活動低下も顕著であり、小売投資家の関心が薄れていることが示されています。加えて2022年以来となる強い売り圧力が観測されており、半減期が自動的に価格上昇をもたらすという定説にも疑義が生じています。
今後の展望について一部の専門家は債務サイクルの遅れによる相場の延長を示唆する一方、サイクル終了の可能性を指摘する声もあり、次は6万5000ドルから7万5000ドルのレンジがサポートラインになると予測しています。
市場が弱気相場を脱却するためにはETFへの資金流入の安定化、需要成長のトレンド回帰、資金調達率の回復、そして価格が365日移動平均線を上回って推移することなど構造的な改善が必要であると分析されています。
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