暗号資産のステーキングとは?仕組み・特徴を解説!|用語集

05/27/2022著者: c, dora

ステーキングは、特定の暗号資産(仮想通貨)を保有することでその対価として報酬を獲得できる暗号資産プロジェクトの仕組みです。

本記事は、暗号資産のステーキングとは何か、その仕組みや特徴などについて解説していきます。

暗号資産のステーキングに興味のある方は、この記事を参考してください。

暗号資産のステーキングとは?仕組み・特徴を解説!

暗号資産のステーキングとは?


暗号資産のステーキングは特定の暗号資産を保持することでリターンとして暗号資産を得ることができる仕組みです。

特定の暗号資産において、一定期間以上、特定額以上をホールド(動かせない状態にして預けておく)することで、その暗号資産のコミュニティの意思決定やコンセンサスアルゴリズムの運用に寄与し、そのリターンとして一定の利率の暗号資産を得ることができます。

 

  • PoS

PoS(プルーフ・オブ・ステーク)は承認アルゴリズムの一つです。通常ブロックチェーンを生成する際にはそのブロックの正当性を承認する承認アルゴリズムが必要です。コンセンサスアルゴリズムには様々な種類があり、有名なものだとマシーンによる計算によって行われるPoWが挙げられます。

PoSは決められた量の暗号資産を一定期間保持する利用者が優先して取引の承認作業を行うことが可能な承認アルゴリズムです。一定期間一定量の暗号資産を保持することでネットワークに貢献しているとみなされて承認作業が優先されます。

PoWでは、マシーンパワーに取引の承認確率が依存していたため、電力や機械の性能が高い人が優先的に承認作業を実施していました。しかし、その場合、非常に多くの電力を消費することとなってしまうことや、悪意を持った人でも平等に承認作業を行うことができるようになってしまうことなど複数の不都合が生じます。

PoSは暗号資産の利用が多い人に優先して承認作業を割り振ることでPoWの問題のいくつかを解消することができると言われています。

 

  • DPoS

DPoSは承認アルゴリズムの一つで、PoSの仕組みに投票という制度が加えられたものです。

DPoSでは、承認の作業を担う承認者(デリゲーター)を暗号資産の保有者で投票する形をとっています。

そのため、PoSよりもやや民主的な仕組みとなっています。

 

 

暗号資産ステーキングの特徴・仕組み


暗号資産ステーキングの特徴や仕組みを説明します。

DPoSを適用しているLSKのステーキングは例をとして紹介します。

LSKのDPoSでは、ブロックを生成したり、承認するデリゲーターへの投票数は投票者側のLSKの保持枚数が多いほど、多く与えられます。

投票後はデリゲーターによって取引の承認作業(フォージング)が行われます。

フォージングが終了すると、取引の承認作業のリターンがLSKでデリゲーターに提供され、デリゲーターは自分に投票した投票者に投票してくれたリターンとしてLSKを提供します。

以上がステーキングのリターンの仕組みです。

ステーキングは直接プロジェクトに対して行うことができますが、取引所を介すると取引所が投票などの手続きを担ってくれることが多いため取引所を通すと良いです。

 

 

暗号資産ステーキングのメリット・デメリット


  • 暗号資産ステーキングのメリット

ステーキングは暗号資産を保持することで暗号資産のネットワークのガバナンスに参加することができ、そして参加に対してリターンを得ることができます。そのため、取引を実施することなく、暗号資産の保有枚数が数%ずつ増加していきます。

また、ステーキングの利率は暗号資産の種類や取引所により異なりますが、通常約0.1%以上であることが多いです。各取引所変動がありますが、平均して3~6%の年利を提示している取引所が多いです。この利益率の高さを考えると、ステーキングは資産が増えるスピードが速いと言えます。

投資家にとって、ボラティリティの高い暗号資産を長期的にホールドしていることは非常に心理的な負荷かかるでしょう。ところが、ステーキングはホールドすることで資産を増やせるという価値があります。そのため、売ることに対する抑制となる効果があると考えられるでしょう。

さらに、暗号資産のステーキングはブロックチェーンネットワークにおけるブロックチェーンの生成作業で発生する仕組みです。そのため、ステーキングはブロックチェーンネットワークの構築に参加することになります。

 

  • 暗号資産ステーキングのデメリット

ステーキングは仮想通貨を一定期間預けておくことで成立するため、仮想通貨の売買を実施することはできません。GMOコインやコインチェックは資産をロックする制度はありませんが、海外取引所のバイナンスなどはロックの期間が30日・60日・90日と定められています。ロック期間を設定している場合、その設定期間は資産を動かすことができなくなるため注意が必要です。

ステーキングの付与の有無や利率はその月によって異なります。また、リターンとなる仮想通貨を投票者に分配するため、利率は一定ではありません。そのため、リターンの金額が予想しづらいのです。

 

 

【他の記事】

【2022年】仮想通貨モナコイン(MONA)の将来性について

ポルカドット(DOT)とは?特徴や仕組みを解説|用語集

暗号資産ソラナ(SOL)とは|特徴やユースケースを解説

Avalanche(AVAX)とは?初心者向けわかりやすく解説

チェーンリンク(LINK)とは?仕組みと特徴を解説|用語集

テゾス(XTZ)とは?特徴やユースケースを解説|用語集