「AIラリー」は止まらない…ウォール街、利上げ懸念を乗り越えS&P500が週間0.2%上昇
米国株式市場では、AI関連株を中心とした上昇トレンドが継続している。S&P500は先週0.2%上昇し、12週連続で上昇を記録。特にNVIDIAは20%近い上昇を見せ、AI関連株の勢いを印象付けた。市場では「Buy the DIP」戦略が有効に機能している状況だ。
AI関連株が市場を牽引、S&P500は12週連続で上昇
米国株式市場では、AI関連株を中心とした上昇トレンドが継続している。S&P500は先週0.2%上昇し、12週連続の上昇を記録した。特に注目されるのはNVIDIAで、同社株は20%近い上昇を見せ、市場全体をけん引する形となった。
Pictet Asset Managementのチーーフストラテジスト、Luca Paolini氏は「AI関連株の上昇は一時的なものではなく、長期的なトレンドとして捉えるべきだ」と指摘。特にクラウドコンピューーティング企業のCoreweaveが最近発表した業績が市場の期待を上回り、AI関連株全体を押し上げる要因となった。
「Buy the Dip」戦略が有効に
市場関係者の間では、一時的な下落を買い場と捉える「Buy the Dip」戦略が有効に機能している。Truist Advisory ServicesのCIO、Keith Lerner氏は「AI関連株の上昇はまだ初期段階にあり、短期的な調整局面はむしろ買い増しの機会と捉えている」と述べている。
実際、S&P500に含まれるAI関連株の時価総額は過去4ヶ月で約38%上昇。特に半導体関連株は120%以上の上昇を見せており、市場の注目を集めている。Lerner氏は「S&P500の5%程度の調整はむしろ健全で、長期的な投資家にとっては買い増しの好機となる」と分析する。
NVIDIAが市場をリード、3日連続で上昇
AI関連株の中でも特に注目されるのがNVIDIAだ。同社株は3日連続で上昇し、市場全体に大きな影響を与えている。AI技術の進展に伴い、同社のGPU需要は引き続き堅調に推移するとの見方が支配的だ。
あるアナリストは「NVIDIAの業績はAI技術の進展を如実に反映しており、今後も成長が期待できる」と指摘。実際、同社の時価総額は過去12ヶ月で約50%増加しており、AI関連株のリーーダー的存在としての地位を確立している。