ドル円今後の見通し|5年後や10年後のドル円予想や円安理由を解説

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最終更新日: 11/14/2025 15:02

ドル円2025年11月現在の動きは、円安です。

 

2024年まで続いていた円安の動きは2025年以降は終息し、徐々に円高へとシフトしていたのですが、ここにきて円は再び円安へと傾きつつあり、再び1ドル155円になる気配が生じております。

 

2025年11月13日、米政府機関閉鎖解除への期待でドル円は155円台まで、一時円安となっています。

 

一時は円高に傾いていたドル円の動きが、ここにきて円安に相場の流れが転換したのは一体どのような背景からなのでしょうか?

 

ここでは2025年後半のドル円の動きや円安の要因、今後のドル円の動きなどを解説します。

関連:2040年のドル円予想は?10年後も円安続く?今後ドル円の見通しを解説【2025年最新】

 

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2025年ドル円の動き


2025年の円の動きですが、前半は円高でしたが後半より円安へ相場が転換し、大きな波を描いております。

(画像出典:investing)

 

2025年1月時点では1ドル158円だった円ですが、その後に大きく下がることで4月には一時は140円になるほどの円高を記録しました。

 

しかしそのあとに下降相場から上昇相場へトレンドが転換し、11月には1ドル153円まで浮上し、再び円安の動きにシフトしつつあります。

 

2025年11月13日、米政府機関閉鎖解除への期待でドル円は155円台まで、一時円安となっています。トランプ米大統領がつなぎ予算案に署名をしたことで、ドル円は上値

 

円安になっている理由は?円安はいつまで続く?


このまま円安の動きが継続するようであれば1ドル155円まで上昇する可能性があるのですが、なぜ最近になって円は再び円安に傾いたのでしょうか?

 

円安になる原因は非常に多く存在しますが、ここ最近における円安の要因はそれほど多くはありません。

 

原因がわかれば今後の円の動きを予測しやすくなるので、FXなどで円に投資をしている方はぜひ参考にしてみてください。

 

以下では2025年11月現在における円安の要因を解説します。

政策金利の差

2025年現在、円安が進行している要因の一つに米国と日本の政策金利の差の拡大があります。

 

米国では依然として高金利を維持している一方で、日本側は低金利政策を長期間にわたって継続しており、米国は高金利、日本は低金利という金利差が生じています。

 

この両国の金利差の構造的な拡大が為替市場におけるキャリートレードの活発化を招くことで低金利な円を売り、高金利なドルを買う動きが加速しているのです。

 

この構造的な金利差の拡大がある限り、円は売られやすく、ドルが買われやすいです。

 

2025年現在、日米の政策金利差は約4.5%前後と、歴史的に見ても非常に大きな水準にあり、この金利差が円売りの原動力となり、円安を加速させているのです。

 

米国連邦準備制度理事会は、2021年から2022年にかけて急激に進んだインフレに対応するため、2022年3月から急速な利上げを開始しました。

 

2023年7月には政策金利を5.25%~5.50%まで引き上げ、その後、インフレが徐々に鈍化する中で、2024年9月に0.5%、11月に0.25%の利下げを実施し、現在の政策金利は4.50~4.75%となっています。

 

しかし、2024年10月の雇用統計が予想を大きく上回る内容であったり、トランプ政権復帰による財政拡張や関税政策への期待から市場ではFRBは今後も大幅な利下げを急がないと判断しています。

 

2025年以降、米国では0.25%ほどの小規模な利下げが行われる可能性はあるものの、政策金利は4%前後で高止まりする見通しです。

 

米国のこの高金利が長期化すればするほど円安は継続しやすく、今後もドル円のチャートは上昇する可能性が大きいでしょう。

 

そのため米国の高金利政策が継続している間は、FXでドル円の取引をするなら円安を前提にエントリーをした方が良いかもしれません。

日本の慎重な利上げ

現在の円安は米国の高金利政策に加えて、日本の低金利政策がかみ合うことで発生しているので、日本が政策金利を利上げすると円高になる可能性があります。

 

では、日本は今後、政策金利の利上げをする可能性はあるのでしょうか?

 

日本銀行は、長年にわたるデフレ脱却を目指し、異次元の金融緩和を続けてきました。

 

2013年に導入された量的質的金融緩和や2016年のマイナス金利政策、そしてイールドカーブ・コントロールにより、長期金利もほぼゼロに近い水準で抑えられてきました。

 

そんな日本の政策の転機は2024年3月頃で、日銀はマイナス金利を解除し、政策金利を0%~0.1%に引き上げました。

 

さらに、2024年7月に0.25%、2025年1月に0.5%へと追加利上げを実施しました。

 

しかし、これでも政策金利は0.5%と低く、米国の政策金利の10分の1以下に過ぎません。

 

日銀の利上げは、賃金上昇と物価目標の持続的達成を確信するまで慎重に進めるとの姿勢が明確で、2025年10月の金融政策決定会合でも利上げは見送られました。

 

高市早苗政権下での財政拡張政策も、インフレ圧力を高める一方で、日銀の利上げ余地を狭めています。

 

以上のことから、日本が政策金利を利上げする可能性は当面の間は低く、この低金利が継続するようであれば円安はしばらく続く可能性が大きいでしょう。

円安と金利の関係は?金利差はいつ縮小する?


米国と日本の金利差が拡大する限り、今後も円安になる可能性が大きいのですが、ではこの金利はいつ縮小するのでしょうか?

 

まず日本側ですが、日銀の追加利上げが2025年12月または2026年1月に0.25%ほど利上げされる可能性があると市場では予想されるが、1%を超える利上げは2026年以降になるまでは不透明です。

 

そのため2026年までは日本の低金利が続くでしょう。

 

一方で米国では、現在のトランプ政権の関税政策がインフレを再燃させれば、利下げが遅れる可能性。が高く、しばらくの間は利下げされる可能性は低いです。

 

高市政権の財政拡張や米国の保護主義強化が続くようであれば金利差は容易に縮小せず、円安が長期化しやすいです。

 

今後、よほど大きな政策の転換がない限り、2026年までは円安が続く可能性が大きいでしょう。

円安で利益を出す方法は?


2025年現在、日米の金利差が拡大することでしばらくは円安が継続する可能性が大きいのですが、この円安を利用して投資などで稼ぐ方法はあるのでしょうか?

 

以下では現在の円安を利用した投資方法を解説します。

外貨建て資産の保有

現在のような円安の動きが加速している状況では、外貨として米ドルを保有することで、為替差益に加え、米国の金利収入が得られます。

 

2025年現在、米ドルMMFの年利は4%〜5%と日本の預金金利の数百倍です。

 

たとえば、100万円をドルに換えてMMFに預け、1年後に円安が5円進むと、為替益だけで5万円超の利益が見込めます。

 

外貨はFXと違ってリスクが低く、SBI証券や楽天証券で簡単に始められ、手数料は0.1%程度と低コストです。

 

注意点は、円高時に元本割れのリスクがあることなので、現在のような円安の動きが盛んな状況は円高のリスクを回避して運用できます。

米国株や米国のETFを保有

円安で儲ける方法は外貨の保有だけではありません。

 

米国株や米国のETFを保有すれば、円安を利用して利益を得ることが可能です。

 

たとえば過去10年のS&P500のリターンは年10%を超えており、これに円安効果を加えると円ベースで15%近くになる場合もあります。

 

2025年はAIブームとトランプ政権の財政拡張で、NVIDIAやアップルなどのテック株が上昇しやすい環境です。

 

NISAの非課税枠を利用した投資も可能なので、楽天VTIやeMAXIS Slim米国株式のような低コストETFを利用すれば円安と株価上昇の二重効果で大きく運用益を伸ばせるでしょう。

 

2025年の円安の動きが盛んな現在は、まさに米国株を買うには理想的なタイミングなのです。

輸出関連の日本株

円安は日本の輸出関連の企業の業績を回復させやすく、株価上昇に貢献するので円安時には輸出関連の日本企業株がおすすめになります。

 

特にトヨタ自動車やソニー、ヤマハなどの銘柄が狙い目で、ヤマハは2025年11月に円安の影響で純利益を230億円上方修正し、株価が急騰sたほどです。

 

輸出比率が高い企業は、海外売上を円換算すると利益が膨張するため、株主還元も増えます。

 

NISAで少額から購入可能な単元未満株から始め、PER15倍以下の割安株を選ぶと、円安の影響で株価が伸びたときに大きく運用益を増やせるかもしれません。

FXで稼ぐ

リスクの高い方法ですが、円安時にはFXで稼ぐことも可能です。

 

2025年現在の円安環境が続く中、FXはレバレッジの効果で少額から大きな利益を狙える魅力的な投資です。

 

初心者でもFXなら1万円から始められる一方、9割以上のトレーダーが損失を出している厳しい世界でもあります。

 

稼ぐためには運任せではなく、資金管理の方法やリスクコントロール、継続での学習が必須です。

 

急激な円安でボラティリティが高まっている現在のドル円相場は、短期トレードのチャンスが増えていますが、無理なレバレッジは資金全損のリスクを招きます。

 

もしもFXを始める場合は1000通貨の少額から取引をするなど、リスク対策を徹底しましょう。

ドル円の今後の見通し:5年後・10年後のドル円予想


では、5年後や10年後のドル円はどのように動きますが?

関連:2040年のドル円予想は?10年後も円安続く?今後ドル円の見通しを解説【2025年最新】

 

現在のドル円の金利差の拡大がある以上、当面の間は円安になる可能性が大きいのですが、逆に円高になる可能性はないのでしょうか?

 

以下ではドル円の今後の見通しや円高になる要因などを解説します。

米国の利下げの可能性

今後、ドル円相場において円高になるとすれば、まずは米国の政策金利の利下げがあります。

 

2025年10月の雇用統計は+25万人超だったので利下げには至りませんでしたが、2025年11月以降は季節調整の反動とトランプ関税の影響で減速が予想されています。

 

もしも今後米国の失業率が4.2%を超えれば、FRBが政策金利の利下げに踏み切る可能性が上がるので、円高を警戒する場合は米国の雇用統計をチェックしましょう。

日本の利上げ

米国が利下げをせずとも日本が利上げをすれば円高になる可能性が上がるのですが、今後日本は利上げをする可能性があるのでしょうか?

 

日銀が利上げをするとすれば、賃金上昇とコアCPIの2%超えが条件になります。

 

この二つの条件が揃えば日本は利上げに踏み切り、円高になる可能性が現実性を帯びてきます。

 

そのため円高を警戒するなら、日本の場合は賃金の上昇率やCPIの数値をチェックすることをおすすめします。

ドル円の今後の見通しまとめ


2025年現在の円安は、米国と日本の政策金利の格差拡大が大きな要因であり、この金利差がある限りは今後も円安になる可能性が高いです。

 

円安になれば日本の輸出関連銘柄の株価が上昇しやすく、さらには円安になればなるほど米ドルや米国株への資産運用で利益が出やすくなりますく。

 

米国の高金利政策と日本の低金利政策は今後も続く可能性が大きいので、現在の状況であれば2026年まで円安になる可能性が高いでしょう。

 

外貨預金やFXなど円安を利用して利益を得られる投資に興味がある方は、ぜひ米国や日本の金利の動向などにも注意してみてください。

 

BTCCのホームページでは、今後もドル円に影響を与える最新ニュースや法整備に関する注目情報、相場全体の動向などをお届けしていきます。今後も参考にしていただければ幸いです。

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