リップル、2億ドルでRailを買収しステーブルコインとXRP決済サービスを強化
- リップルは2億ドルでRailの買収に合意した。
- カナダのステーブルコインプラットフォームは重要なコンプライアンス機能を備えている。
- 両社はRLUSDとXRPの決済利用を促進する。
リップルは13日、トロントを拠点とする決済プラットフォームRailを2億ドルで買収する契約を締結したと発表した。
この買収により、リップルは包括的なステーブルコイン決済サービスを提供できるようになると同社は説明。Railが提供する「バーチャルアカウント」機能により、運営効率化も図られるとしている。
リップルのモニカ・ロング社長は「この買収は、グローバル顧客基盤がいつでもどこでも資金を移動できるよう支援するという我々のコミットメントを裏付けるもの」とコメント。「ステーブルコインは現代金融の礎となりつつある」と述べた。
両社は、顧客がステーブルコインと従来型決済形式を交換できる「決済ランプ」に注力する。バーチャルアカウントにより、顧客はデジタルウォレットを作成せずにデジタル資産取引が可能となる。
Railは12以上の銀行パートナーを持ち、フィンテック企業、決済プロバイダー、ネオバンク、企業組織にサービスを提供している。同社のウェブサイトによると、銀行パートナー向けにはKYCワークフロー、コンプライアンス対応、取引監視などの専用機能がある。
リップルは、この買収を通じて同社のRLUSDステーブルコインと仮想通貨XRPの決済支援を強化すると説明。RLUSDは12月の登場以来、時価総額6億1100万ドルに達している。
CoinGeckoのデータによると、XRPは13日に4.3%上昇し3.07ドルとなった。時価総額3位のデジタル資産だが、過去2週間で2.4%下落している。
リップルは決済分野での活動を活発化させており、先月可決されたステーブルコイン法が大銀行の参入により同分野を加速させると期待されている。
リップル自身も伝統的な銀行システムに移行しつつあり、ブラッド・ガリングハウスCEOは7月に通貨監督庁(OCC)に銀行ライセンスを申請したと明かした。同社はすでにニューヨーク州当局の監督下にある。
今年初め、リップルは機関投資家向けサービス拡大を目指し、仮想通貨対応のプライムブローカーHidden Roadを12億5000万ドルで買収。同社史上最高水準の評価額となる取引の一つだった。
翻訳: QuantumFox7