【ニューーヨーク株式市場】ナスダック指数、3日連続で史上最高値を更新…NVIDIAは2日連続で最高値
ニューーヨーク株式市場の主要3指数が7月16日(現地時間)そろって上昇する中、ナスダック指数は3日連続で史上最高値を更新しました。特に注目されたのはNVIDIAで、2日連続で最高値を記録。トランプ大統領の発言や各セクターの動向など、市場を賑わせた要因を詳しく解説します。
市場総括:主要指数がそろって上昇
7月16日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が0.53%上昇し44,254.78ポイント、S&P500が0.32%上昇し6,263.70ポイント、ナスダック総合指数が0.26%上昇し20,730.49ポイントで取引を終えました。特にナスダックは6月9日以降、1日を除いてほぼ毎日最高値を更新し続ける強気相場が続いています。

NVIDIAが2日連続で最高値更新
AIチップメーカーのNVIDIAは前日比0.39%上昇の171.37ドルで取引を終え、時価総額は4兆1800億ドルに達しました。ジェンセン・フアンCEOが中国北京で行った記者会見での発言や、新たな輸出用AI半導体の発表が株価上昇を後押ししました。NVIDIAはここ数ヶ月、AI需要の急増を背景に驚異的な上昇を続けています。
セクター別動向:エネルギーが下落、ヘルスケアが上昇
セクター別ではエネルギーが0.84%下落した一方、ヘルスケア(1.22%)、不動産(1.07%)、金融(0.66%)が堅調な伸びを見せました。特に金融セクターは前日の下落から反発する形となりました。
注目株の動き
テスラは前日比3.50%上昇の321.67ドルで取引を終え、量子コンコンピューティング関連4銘柄もそろって上昇。AIソフトウェア企業のPalantirは目標株価引き上げを受け、2日ぶりに史上最高値を更新しました。
市場を揺るがしたトランプ発言
市場は一時、トランプ大統領がパウエルFRB議長を解任する可能性があるとの報道に揺れましたが、トランプ氏が「その可能性は非常に低い」と否定したことで落ち着きを取り戻しました。この発言が市場の反転上昇を後押しした格好です。
ボラティリティ指数の動き
「ウォール街の恐怖指数」と呼ばれるVIX指数は1.21%下落し17.17となり、市場のリスク選好姿勢が伺えました。
今後の見通し
BTCCアナリストは「ナスダックの強気相場は技術株、特にAI関連株の好調さが支えている」と指摘。「ただし、FRBの金融政策や米中関係など、不確定要素にも注目が必要」と付け加えました。