【2025年6月26日】ビットコイン取引所流入が急減、EUがステーブルコイン規制を緩和—暗号市場に新たな波

仮想通貨市場が静かな地殻変動を迎えている。取引所に流入するビットコインが急減する一方、EUがステーブルコインの締め付けを緩和—伝統的な金融機関がまたしても後手に回った形だ。
■ ビットコイン流出加速:ホルダーが「HODLモード」に突入
チェーン上のデータが示すのは、短期トレーダーよりダイアモンドハンドが優勢になった現実。取引所ウォレット残高がこの1週間で急減、価格安定の前兆かそれとも…?
■ EU規制緩和:アルゴリズム安定コインに春到来
ブリュッセルがついに現実主義に転換。MiCA修正案で発行準備金要件を80%→60%に引き下げ、TetherやUSDC発行体がほっと一息。ただし「伝統金融の監査基準」という縛りは残したままだ。
暗号市場は再び自立的な成長段階へ—中央集権的な金融システムが提供する「安全」という名の枷から、少しだけ自由に。
本日注目の銘柄・プロジェクト
取引所流入BTCが過去4年で最低
大手仮想通貨取引所バイナンスへのビットコイン(BTC)月間流入量が5,700 BTCまで落ち込み、2020年以降の平均である12,000 BTCを大幅に下回りました。この数値は過去4年間で最も低い水準であり投資家の売り圧力が低下していることを示唆しています。
アナリストは、この現象を投資家が売却を控えて仮想通貨を長期保有する「ホールディングフェーズ」の兆候だと分析。通常、投資家は売却準備のためにビットコインを取引所へ送金します。そのため流入量の減少は短期的な売り圧力が緩和されていることを意味します。
EUがステーブルコイン規制緩和へ
欧州委員会がEU域外で発行されたステーブルコインの規制を緩和する方針であることが報じられました。この動きにより、USDCやUSDTなどの米ドルに連動するステーブルコインのEU域内での利用が今後拡大する可能性があります。
この方針は、欧州中央銀行(ECB)が示す懸念とは逆の方向を向いています。ECBはかねてより外国製ステーブルコインの普及が金融の安定性や金融主権を損なうリスクがあるとして、規制強化を主張してきました。
しかし欧州委員会は米国などでデジタル資産に関するルール整備が進む中、EUが国際的な競争から取り残されることを警戒。今回の規制緩和の検討は、EUを仮想通貨分野における魅力的な市場として維持したいという狙いがあるものと見られます。
米政府、仮想通貨のローン利用を正式許可
米連邦住宅金融庁(FHFA)は6月25日、政府系住宅金融機関であるファニーメイ(Fannie Mae)とフレディマック(Freddie Mac)に対し、住宅ローンのリスク評価において仮想通貨を適格な準備資産として扱うよう指示する命令を即日発効しました。
FHFAのウィリアン・J・プルテ長官が署名した指示書には、厳格な条件が盛り込まれています。対象となる仮想通貨は、米国の規制下にある中央集権型取引所が管理するウォレットに保管されているものに限定。また、市場の価格変動リスクに対応するための軽減策や準備資産に占めるデジタル資産の割合を反映した準備金比率の維持も義務付けられました。
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