モルガン・スタンレー、仮想通貨担保融資の最低額を500万ドルに大幅引き下げ——BTC・ETH・SOLが銀行担保の新時代へ
モルガン・スタンレーは6月5日、富裕層顧客向けにビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)を担保として活用できる新サービスを正式発表した。最低取引額は従来の2,500万ドルから500万ドルに急減され、対象顧客はこれらの仮想通貨をGalaxy Digitalに貸し出し、現物仮想通貨ETPの株式を直接受け取れる仕組みだ。Galaxyが指定参加者として現物組成を調整し、ETP株式は顧客口座へダイレクトに届けられる。これにより、機関投資家による仮想通貨採用は単なるETFアクセスを超え、銀行担保市場へと本格移行しつつある。従来は自己保管や取引所に滞留していた外部の仮想通貨が、銀行ポートフォリオに組み込まれ、証拠金取引や貸付サービスも可能になる。現在、安全な仮想通貨エクスポージャーをめぐり3つのモデルが並行進行中だ。第1はETP担保(JPモルガンがブラックロックのIBIT株式を担保受け入れ)、第2は直接仮想通貨担保(JPモルガンがBTC・ETH直接担保計画、稼働未確認)、第3はトークン化担保(OKX・ブラックロック・スタンダードチャータードがトークン化米国債ファンドBUIDLの証拠金活用枠組みを立ち上げ)。ただし、担保化の構造的リスクは消えない。今週は40億ドル超の現物ETF資金流出がビットコインを6万ドル割れへ押し下げ、規制商品が機関投資家の売りを瞬時に伝達する現実を示した。担保ローンの追証による強制売却がこの仕組みに加われば、下落局面でさらなる売り圧力が生じる可能性がある。ビットコイン…
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