金・株が下落する中で仮想通貨が上昇 2026年3月市場が示した「圧倒的な独自強さ」
2026年3月、イラン情勢緊迫化に伴う原油価格高騰と伝統的金融資産の下落という逆風の中、仮想通貨市場が驚異的な底堅さを示した。FTSE/Grayscale仮想通貨セクター指数は前月比1.6%増と、S&P500や金価格の下落を尻目に独自の上昇トレンドを維持。Grayscale最新レポートが指摘するように、仮想通貨が従来資産との相関性低下により「避難資産」としての特性を強めている可能性が浮上。市場関係者は、FSA(金融庁)の規制整備進展と機関投資家の本格参入が構造的な強さを支えていると分析する。
規制面では月中旬にSEC(米証券取引委員会)が仮想通貨への証券法適用に関する新たな解釈指針を公表し、長年の疑問に一定の回答を示しました。指針では仮想通貨を5つのグループに分類し、デジタル証券は証券であると明示。ステーブルコインについても特定の条件を満たさない場合は証券に該当し得るとの見解を示しました。またトークン発行体やDeFiプロトコルに対する限定的なセーフハーバー(免責規定)も導入されています。
法整備についてはCLARITY法案が下院を通過したものの、ステーブルコインの利回りをマネー・マーケット・ファンド(MMF)として規制すべきかという議論を巡り上院での交渉が停滞しています。
個別銘柄ではコモディティ先物の取引高増加を背景とした「Hyperliquid(HYPE)」と分散型AIにおける技術的ブレイクスルーを果たした「Bittensor(TAO)」が、3月の市場を牽引する際立ったパフォーマンスを見せました。
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記事ソース:Grayscale