ビットコインマイニング収益が8月に急落—ジェフリーズが厳しい現実を指摘
仮想通貨マイニング業界に冷や水が浴びせられた—ジェフリーズの最新分析によれば、ビットコイン採掘の収益性が8月に大幅に後退した。
採算性の圧迫要因
電力コストの高騰とネットワーク難易度の上昇がマイナーのマージンを直撃。従来の採算モデルが通用しない厳しい環境が続いている。
業界再編の兆し
効率性の低い小規模マイナーは淘汰され、大規模事業者による集約が加速。資本力のあるプレイヤーだけが生き残る過酷な生存競争が展開中だ。
伝統的な金融アナリストたちは相変わらず「採算性のないビジネスモデル」と冷笑するが、彼らはインターネット黎明期にも同じことを言っていた—歴史は繰り返すのか?
- ビットコインマイニング収益性は8月、ネットワークハッシュレートの上昇に伴い低下した。
- 米国上場のマイニング企業は7月に3598BTCをマイニングしたのに対し、8月は3573BTCであったとジェフリーズが報告。
- マラがグループの中で最も多くのビットコインをマイニングし、最高の稼働中ハッシュレートを維持したと同行は指摘。
投資銀行ジェフリーズ(Jefferies)は15日のリサーチレポートで、ネットワークハッシュレートの上昇により、ビットコイン(BTC)マイニングの収益性が8月に5%低下したと発表した。
「仮に1エクサハッシュ/秒(EH/s)のマイニング機材が稼働していた場合、8月には1日あたり約5万5000ドルの収益を生み出していた。7月は約5万8000ドル、1年前は約4万4000ドルだった」とジョナサン・ピーターセン(Jonathan Petersen)氏が率いるアナリストらは書いている。
ハッシュレートは、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)ブロックチェーン上でマイニングやトランザクション処理に使われる総計算能力を指し、業界における競争やマイニング難易度の指標となる。単位は1秒あたりエクサハッシュ(EH/s)で表される。
米国上場のマイニング企業は、7月に3598BTCをマイニングしたのに対し、8月は3573BTCであったとレポートは指摘し、これらのマイナーは8月にビットコインネットワーク全体の26%を占め、7月から変化がなかった。
マラ・ホールディングス(MARA Holdings)が70万5703BTCでグループの中で最も多くのビットコインをマイニングし、アイレン(IREN)がこれに続いたとジェフリーズは述べた。
マラの稼働中ハッシュレートは59.4EH/sで、依然としてグループの中で最高であり、クリーンスパーク(CleanSpARk)が50EH/sで2位となっていると同レポートは付け加えた。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock
|原文:Bitcoin Mining Profitability Fell in August, Jefferies Says
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