ギャラクシーなど仮想通貨大手3社、10億ドル規模のソラナ財務企業設立へ—業界再編の始まりか
仮想通貨業界の巨人たちがついに動き出した。ギャラクシー・デジタルを筆頭とする3社が総額10億ドルの資金調達を完了し、ソラナブロックチェーン上に新たな金融エコシステムを構築する。
■ 業界再編を促す巨額投資
伝統的な金融機関がまだ規制について議論している間に、仮想通貨大手はすでに次の一手を打っている。この10億ドルの投資は、単なる資金調達ではなく、分散型金融(DeFi)市場における支配力強化への明確な宣言だ。ソラナの高速かつ低コストなインフラを活用し、従来の金融システムが提供できない効率性とアクセシビリティを提供する。
■ 仮想通貨業界の新たな枠組み
この動きは、単なる企業提携を超えた業界全体の再編を意味する。3社が共同で設立する新企業は、取引、融資、資産管理までを含む総合的な金融サービスを提供。特にソラナの技術を基盤とするため、処理速度とスケーラビリティにおいて既存の金融機関を圧倒する可能性が高い。
伝統金融がレッドテープ(官僚的な縛り)に足を引っ張られている間にも、仮想通貨業界は実践的なソリューションで前進し続けている—まるでウォール街の重役たちがファックスをまだ使っている間に、彼らは量子コンピューティングに投資しているようなものだ。
- 3つの仮想通貨大手企業は提携し、カンター・フィッツジェラルドを主幹事に起用したと報道は伝えている。
- 報道によると、彼らは上場企業を買収し、仮想通貨トレジャリー企業を設立する計画だという。
- 合併後の企業は、トロント上場企業で最近ナスダックにも上場を申請したSOLストラテジーズと競合することになる。
ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)、マルチコイン・キャピタル(Multicoin Capital)、ジャンプ・クリプト(Jump Crypto)は、ソラナ(SOL)専門の財務企業を設立するために10億ドル(約1450億円、1ドル=145円換算)の資金調達を目指していると、ブルームバーグが8月25日に報じた。
この報道では、この件に詳しい関係者からの情報として、3つの仮想通貨企業が提携し、カンター・フィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)を主幹事に起用したと伝えている。また、上場企業を買収し、仮想通貨トレジャリー企業を設立する計画だと付け加えている。
仮想通貨財務企業は最近注目を集めており、マイケル・セイラー(Michael Saylor)氏が率いるストラテジー(Strategy)のビットコイン(BTC)保有戦略を多くの企業が模倣している。
記事執筆時点では、ギャラクシー、マルチコイン、ジャンプはCoinDeskのコメント要請に応じていない。
取引は9月初旬に完了見込みで、ソラナ財団から承認を得ているとのことだ。
合併後の企業は、最近ナスダック上場を申請したトロント上場企業SOLストラテジーズ(SOL Strategies)と競合することになる。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:CoinDesk Archives
|原文:Crypto Giants Galaxy, Jump and Multicoin Seek $1B to Raise Largest Solana Treasury: Report