テザーがブラジルで画期的な提携!余剰再生可能エネルギー活用のビットコインマイニングでアデコアグロと協力
暗号業界の巨人テザーが、持続可能なマイニングに向けた大胆な一歩を踏み出した。ブラジルの農業大手アデコアグロと提携し、余剰再生可能エネルギーを活用したビットコインマイニング事業を開始すると発表。
【エネルギー革命を先導】
この提携は、従来のマイニング事業の環境負荷という課題を、農業分野の未利用エネルギーで解決する画期的な試み。テザーは自社のステーブルコイン支配力に加え、今度はマイニングインフラでも存在感を拡大しようとしている。
【持続可能性と利益の両立】
アデコアグロの農業オペレーションで生じる余剰エネルギーを活用することで、従来のマイニングよりも低コストかつ環境負荷の少ないモデルを構築。もちろん、テザーはこれでまた新たな収益源を確保できる計算だ—ステーブルコインの準備金がまた少し心配になるほどに。
- テザー(Tether)社は、ブラジルでの再生可能エネルギーを活用したビットコインマイニングのために、アデコアグロ(Adecoagro)と提携した。
- テザー社が株式の70%を保有するアデコアグロは、南米の主要な食品生産企業であり、同地域で大規模な発電能力を有している。
- テザー社は今年末までに最大のビットコインマイニング企業となることを目指しており、エネルギーとマイニング事業に20億ドルを投資したと、CEOのパオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)氏は5月に述べている。
時価総額最大のステーブルコインUSDTを手がけるデジタル資産企業のテザー社は、南米の農業企業アデコアグロと共に、ブラジルで再生可能エネルギーを活用したビットコイン(BTC)マイニングのプロジェクトを展開する。
7月3日付のプレスリリースによると、両社はアデコアグロの余剰エネルギーを活用してマイニング施設を運営するためのパイロットプロジェクトに関する戦略的提携契約を締結し、将来的にアデコアグロのバランスシートにビットコインを追加する可能性もある。
テザー社が70%の株式を取得したアデコアグロは、南米全域で230メガワットの発電容量を有している。同社は南米で主要な食品生産企業であり、砂糖工場、米農場、乳業事業を展開している。
「このプロジェクトは、我々が現在スポット市場で販売しているエネルギーの一部の価格を固定し、安定化させる一方で、ビットコインの上昇ポテンシャルへのエクスポージャーを得る機会を提供する」と、アデコアグロの共同創業者兼CEOであるマリアーノ・ボッシュ(Mariano Bosch)氏は述べた。
この動きは、南米のマイニング施設への過去の投資に続き、テザー社がビットコインマイニング分野にさらに力を入れていることを示している。
テザー社は、マイナー向けのオペレーティングシステムソフトウェア「テザー・マイニング・OS」を開発したと発表し、今後数カ月以内にオープンソース化することを計画している。
テザー社のCEO、パオロ・アルドイノ氏は5月に開催された「Bitcoin 2025」カンファレンスで、テザー社は「今年末までに最大のビットコインマイナーとなる」と述べ、エネルギー生産とマイニング事業に20億ドル(約2900億円、1ドル=145円換算)を投資したと明かした。
|翻訳・編集:山口晶子
|画像:Rachel Sun/CoinDesk
|原文:TETHer to Mine Bitcoin With Adecoagro in Brazil Using Surplus Renewable Energy
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