ソニーがゲーム業界を席巻する新プログラム「Soneium For All」を発表—スタートアップ育成に本腰
ソニーのブロックチェーン部門「Soneium」が、ゲーム開発スタートアップ向けの大規模インキュベーションプログラムを開始。業界の寡占化が進む中、中小開発者の救済策として注目を集める。
「Soneium For All」は資金提供だけでなく、ソニーの独占技術や流通網へのアクセスを提供—大手ベンダーに依存しない新たなエコシステム構築を目指す。ただし、ゲーム業界の「支援プログラム」が結局は自社プラットフォーム囲い込みに終わる例も多いのが現実だ。
仮想通貨市場の暴落続く中、ゲームFIプロジェクトへの投資額は前年比67%減。ソニーが本当に業界を変える意志があるか、それとも単なるトークンエコノミー実験場を求めてるか—開発者たちは懐疑的な目を向けている。
- Soneium For Allは、ソニー・イノベーション・ファンドの投資支援を受け、アスター・ネットワークとスターテイル・クラウド・サービスとの提携によって生まれた。
- このプログラムは、第3四半期に開始される予定だ。
ソニーグループと連携したイーサリアム(Ethereum)・オーバーレイ・ブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」は、700万人のユーザーを抱えるブロックチェーン・エコシステム内で、消費者向けおよびゲーム向けアプリケーションの創出を促進するための新たなインキュベーション・プログラム「Soneium For All」を発表した。
仮想通貨(仮想通貨)がメインストリームへと進む中、アップル(Apple)やウーバー(Uber)などの伝統的なテクノロジー企業は、将来の事業展開のためにこうした技術に注目している。
Soneiumの構築を担当するソニー・ブロック・ソリューションズ・ラボ(Sony Block Solutions Labs)は、イーサリアムと接続された高速かつ低コストのレイヤー「オプティミズムOPスタック」を採用し、「特にクリエイター、ファン、コミュニティを対象に、Web2とWeb3のユーザー層のギャップを埋める」と説明している。
この新しいアクセラレーターは、アスター・ネットワーク(AstAR Network)とスターテイル・クラウド・サービス(Startale Cloud Services)との提携で設立され、ソニー・イノベーション・ファンドの支援を受けており、第3四半期にサービスを開始する予定だ。
「この取り組みは、ブロックチェーン技術を通じて世界中のクリエイターを支援するという当社のビジョンを反映している」と、ソニー・ブロック・ソリューションズ・ラボのディレクター、鈴木良平氏は声明で述べた。
「開発者の参入障壁を下げ、ユーザーへの到達を加速することで、Soneium For Allはよりオープンでクリエイター主導のインターネットの実現に近づける」。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Sony’s LAYER-2 Blockchain Soneium Unveils Gaming Incubator
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