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ポリゴンとGSRが新DeFiチェーン「Katana」を発表──流動性の分断問題に斬り込む

ポリゴンとGSRが新DeFiチェーン「Katana」を発表──流動性の分断問題に斬り込む

Published:
2025-05-29 08:00:00
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DeFi業界の重鎮ポリゴンとマーケットメイカーのGSRが、流動性分断という慢性疾患への外科的処方箋となる新チェーン「Katana」を共同開発。2025年現在、分散型金融の世界ではチェーン間の互換性不足が数十億ドル規模の機会損失を生んでいるとされる。

■ チェーン間の壁を破壊する「DeFi手術刀」

Katanaチェーンは、ポリゴンのzk技術とGSRの流動性プールを融合。従来のブリッジソリューションよりも90%近くガス代を削減可能と謳う──もちろん、これが単なる「次のアルトコイン・ポンプ劇場」でないことを願うばかりだ。

■ 真の相互運用性か、それともまたしても投資家向けの物語か?

プロジェクト白書によれば、テストネットでは1秒あたり2,000トランザクションを達成。メインネットローンチは2025年Q4を予定しているが、暗号業界の「次なるビッグシング」が実際にユーザー利益になるかどうかは──いつものように──時間だけが知っている。

ポリゴンとGSR、新DeFiチェーン「Katana」発表──DeFi分断化に取り組む

イーサリアム・レイヤー2(L2)のポリゴン(Polygon)と流動性プロバイダーのGSRが支援する新たなDeFi(分散型金融)特化のレイヤー「Katana」は5月29日、プライベート・メインネットの稼働を発表した。

リリースによると、Katanaは「さまざまなプロトコルに存在する、あらゆる流動性を統合し、潜在的なすべてのソースから収益を得る」という。「長期的成長のための自立したDeFiエンジンに力を与えること」が目標だ。

ポリゴン・ラボ(POLygon Labs)のマーク・ボイロン(Marc Boiron)CEOは、Katanaの誕生は「DeFiの分断化」に対応するためであり、現在、デジタル資産は多数のアプリやエコシステムに分散しており、ある種の投資手法の実行が難しくなっていると述べた。

Katanaは、ポリゴンが開発した相互運用型ブロックチェーン構築プラットフォーム「アグレイヤー(AggLayer)」を使って構築された。ボイロン氏は「我々が望むことは、アグレイヤー上の極めて深い流動性ハブであり、あらゆるチェーンがアクセスできるようにすることだ」とボイロンCEOは語った。

「仮想通貨には、実際に深い流動性を持ったチェーンは存在しない」

Katanaは、DEX(分散型取引所)のSushiや分散型レンディングプラットフォームのMorphoといった人気アプリとのインテグレーションによって、レンディング、トレーディング、イールド戦略など、流動性の改善を目指す。

ポリゴン・ラボが設計を、GSRがユーザー体験についてのアドバイスや、立ち上げ初期の流動性提供を担っている。GSRのプレジデント、ヤコブ・パルムスティエナ(Jakob Palmstierna)氏は「我々はオンチェーン流動性、すなわち『潤滑油』を提供することで、1日目からユーザーが実際にこのチェーンを利用できるようにしている」と語った。

現状、Katanaは限られたユーザーグループにのみ公開されており、イーサリアム(ETH)、USDC、USDT、WBTCの預入れることで、ガバナンストークン兼ユーティリティトークンの「KAT」を獲得できるプレデポジットを展開中。Katanaのパブリック・メインネットは、6月末にローンチされる予定だ。

|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:Shutterstock
|原文:Polygon, GSR Release Katana NetWork Tackle DeFi Fragmentation

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