マラ、仮想通貨ブローカーTwo Primeに500BTCを投入──利回り追求で新たな一手
仮想通貨市場で注目を集めるマラが、機関向けブローカーのTwo Primeに500BTCを預託。利回り獲得を目指す戦略的な動きだ。
業界関係者によれば、この動きは機関投資家の仮想通貨利殖への関心が高まっている証左とみられる。ただし、伝統的金融機関がまだ「ボラティリティ恐怖症」を克服できていない現実も浮き彫りに──。
- ビットコインマイナーのマラ・ホールディングスは、利回り獲得のためにブローカーTwo Primeに500BTCを提供し、両社のパートナーシップを強化する。
- マラの最近の業績はウォール街の予想を下回ったが、アナリストは同社のコスト削減策を高く評価した。
- 上場ビットコインマイナーは4月に生産量の115%を売却し、2022年の弱気市場の終盤以来の最高水準となった。
ビットコイン(BTC)マイナーのマラ・ホールディングス(MARA Holdings)は、利回り獲得のためにブローカーのTwo Primeに500BTCを提供すると、両社は22日に発表した。
米証券取引委員会(SEC)に登録されているTwo Primeは、マラにビットコイン担保ローンを提供してきており、今回の取引により、2つの仮想通貨(仮想通貨)企業間の既存のパートナーシップが強化される。
マラは最近、第1四半期の決算を発表したが、ウォール街の予想を下回った。だが、同社のコスト削減への注力はアナリストから肯定的に評価された。
「マラは世界最大級のビットコイン・トレジャリー企業であり、機関投資家が責任を持ってその価値を解き放つ方法の基準を設定している」とTwo PrimeのCEO、アレクサンダー・ブルーム(Alexander Blume)氏はプレスリリースで述べた。
「今回のパートナーシップの拡大は、単に利回りを得るためのものではない。仮想通貨運用における資本効率、透明性、そしてリスクを意識したイノベーションのモデルを構築することが目的だ」とブルーム氏は付け加えた。
TheMinerMagによると、先月、多くの上場ビットコインマイナーが保有ビットコインの一部を売却せざるを得なくなった。マイニング関連のニュースメディアであるTheMinerMagの最新調査により、上場マイナーは4月にビットコイン生産量の115%を売却したことが明らかになった。つまり、売却量が生産量を上回った。これは、2022年の弱気市場の終盤以来、最も高い比率だ。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:マラ・ホールディングスCEO(Bradley Keoun/CoinDesk)
|原文:MARA Will Deploy 500 BTC With Crypto Broker Two Prime to Generate Yields
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