ZaifがNFT漫画プロジェクトで新たな印税革命—クリエイター向けエピソード公募開始
仮想通貨取引所Zaifが、NFTを活用した漫画出版支援プログラム「NFT漫画プロジェクト」の新規エピソード公募を開始。従来の印税システムをブロックチェーンで再構築—「仲介業者に搾取される時代は終わった」と宣言。
プロジェクトでは漫画の各エピソードを個別NFTとして販売。購入者が二次流通で利益を得る度に、原作者へ自動的にロイヤリティが還元される仕組みだ。金融当局の監視が厳しくなる中、Zaifは「クリエイター経済の真の分散化」を旗印に掲げる。
応募要項によれば、選ばれた作品はBNBチェーン上でNFT化され、プラットフォーム取引量がATHを更新した際には特別ボーナスも。伝統的な出版社の収益モデルを嘲笑うかのような設計だが、果たして持続可能か—業界の注目を集めている。
NFT販売所「Zaif INO」を運営するカイカフィナンシャルホールディングスは、NFTを活用して漫画家の出版活動を支援する「NFT漫画プロジェクト」を実業之日本社と共に推進している。
このプロジェクトは、NFT販売収益を出版費用に充当し、読者と漫画家が出版を目指す新しいモデルを提示するものである。
プロジェクトの中核となるのは、「投資型NFT」の販売だ。これは漫画の出版を目的としたNFTであり、目標とする出版形式(紙の単行本または電子書籍)に応じて異なる種類のNFTが用意されている。
読者がこれらのNFTを購入することで、出版に必要な資金が調達される仕組みとなっている。さらに、出版が実現した際には、漫画の売上の一部がNFT購入者に「印税」として還元される点が特徴だ。
これにより、従来は作家や出版社に限られていた印税収益をファンも享受できる可能性を開き、Web3技術を用いた新しい収益分配モデルを目指している。


このプロジェクトの具体的な活動として、漫画家・井上いちろう氏の新作(仮題「車中泊 方向指示器 (ウインカー)は貴方に任せる!」)の出版に向け、2つのキャンペーンが5月2日から開始された。
一つは漫画のアイデアとなる「旅」のエピソードを一般募集するもの、もう一つは同作の「投資型NFT」購入者を対象とした限定特典を提供するものである。
「旅」エピソード募集キャンペーンでは、投稿者全員へのカイカコイン(CICC)付与や、抽選でのAmazonギフト券プレゼントが用意されている。
また、投資型NFT購入者向けのキャンペーンでは、期間中の購入に対し、抽選で限定NFTやカイカコインでの特別還元といった追加特典を得られる機会が提供される。
|文:栃山直樹
|画像:リリースから