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金相場の調整が続く中、ビットコインが逆風を追い風に変える可能性

金相場の調整が続く中、ビットコインが逆風を追い風に変える可能性

Published:
2025-05-02 09:46:36
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伝統的な安全資産である金が調整局面に入る中、リスク資産としてのビットコインに資金流入が加速する可能性が浮上。

アナリストらは「金利上昇懸念で金ETFから資金が流出する一方、仮想通貨市場では機関投資家の参入が本格化」と指摘。

ビットコインが伝統市場の不安定さを逆手に取る展開に——金融機関の懐疑論をよそに、デジタルゴールドの地位確固へ。

金は調整継続、ビットコインにとって好材料となる可能性

  • 過去数カ月間で一連の記録的な高値を更新した金は、ここ数回の取引セッションで10%近く下落。
  • 一方、ビットコインは再び10万ドルの水準を目指して上昇している。
  • あるアナリストは、戦略的な資産の再配分が進むなか、ビットコインは金よりも優れたヘッジ手段としてパフォーマンスを発揮していると指摘。

先週、金価格がブローオフトップ(急騰からの急落)であったかどうかは定かではないが、ビットコイン(BTC)は恩恵を受けたようで、この傾向は今後も続く可能性がある。

ここ数カ月間で世界で最も好調な資産の1つである金は、トランプ大統領が4月初旬に「解放の日」として関税を導入したあとの数週間で、上昇が新たな高みに達した。

金価格は最終的に、4月21日に1オンスあたり3500ドルを超えた。その時点でビットコインは8万7000ドルで取引されており、解放の日からほぼ横ばいだったが、1月に記録した史上最高値から約20%下落していた。

だがその後、金は1オンスあたり3200ドルをわずかに上回る水準まで10%近く下落。一方、ビットコインは同期間に約10%上昇し、2カ月ぶりの高値9万7000ドルに達した。

[ビットコインと金(Geoffrey Kendrick)]

「米国からの戦略的な資産の再配分に対するヘッジとして、ビットコインは金よりも優れていると考えている」と英銀スタンダードチャータード(Standard Chartered)のジェフ・ケンドリック(Geoff Kendrick)氏は述べた。

同氏は、ETF(上場投資信託)への資金流入状況が価格とともに反転し、ビットコインETFへの資金流入が金ETFへの資金流入を上回ったことに注目した。

さらに同氏は、ビットコインETFへの資金流入が金に対してこれほど大きな差をつけたのは、米国大統領選挙の週以来だと指摘。その2カ月後、ビットコイン価格は40%以上上昇し、10万ドルを超えた。

|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock
|原文:Gold Continues Correcting and That Might Be Good for Bitcoin

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