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ストラテジー社、BTC暴落でQ1に大赤字──さらに3兆円調達で「底値狩り」に突進

ストラテジー社、BTC暴落でQ1に大赤字──さらに3兆円調達で「底値狩り」に突進

Published:
2025-05-02 08:45:33
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仮想通貨マーケットの荒波がまた一つ企業を飲み込んだ。ストラテジー社は第1四半期決算でBTC価格下落の影響を受け、想定外の大幅赤字を計上。しかし驚くべきは、同社がこの逆境で約3兆円の資金調達を発表し、追加BTC購入に舵を切ったことだ。

「下落相場こそ最大のチャンス」とばかりにレバレッジをかける姿勢は、ウォール街流の「血の川で買え」戦略そのもの──ただし今回の川は仮想通貨市場特有の溶岩かもしれない。

アナリストたちは一様に眉をひそめる。「戦略的な」資金調達タイミングなのか、それとも単なるデッドキャット・バウンスへの賭けなのか。3兆円という数字が、希望的観測と計算されたリスクのどちらで算出されたかは、同社の財務チームだけが知るところだ。

ストラテジー社、BTC価格下落で第1四半期は大幅な損失を計上──BTC追加購入のための約3兆円の資金調達も発表

  • ストラテジー(Strategy)社は、ビットコイン(BTC)価格の下落により、第1四半期に42億ドル(1株当たり16.49ドル)の損失を計上した。
  • 同社は、新たに210億ドルのアット・ザ・マーケット普通株式募集を発表した。
  • 第1四半期末時点で52万8185枚のビットコインを保有していたストラテジーだが、その後保有数は55万3555枚に増加した。

ストラテジー社は、年初3カ月間のビットコイン価格の大幅下落により、保有ビットコインで59億ドル(約8600億円、1ドル=145円換算)の評価損を計上し、1株あたり16.49ドルの第1四半期の損失を報告した。

しかし、エグゼクティブ・チェアマンのマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏率いる同社は、ビットコイン購入のペースを緩める気配はない。先週のビットコイン購入で210億ドルの普通株募集による資金をほぼ使い切った同社は、決算と同時に210億ドルの新たなアット・ザ・マーケット(ATM)オファリングを発表した。

ソフトウェア事業に目を向けると、第1四半期の売上高は前年同期の1億1520万ドルから3.6%減の1億1110万ドルとなった。サブスクリプションサービスの売上高は、前年同期の2300万ドルに対し、3710万ドルとなった。

第1四半期中、ストラテジー社は11.0%の「ビットコインイールド」を達成し、希薄化後の発行済み株式数に対するビットコイン保有量の伸びを反映した。同四半期の「ビットコイン$ゲイン」(期初に企業が保有するビットコイン数に当該期のビットコインイールドを乗じて算出されるビットコインゲインのドル価値を表す指標)は約41億ドルで、年間100億ドルのゲインという目標に近づいた。

ストラテジー社はビットコインイールドの長期目標を15%から25%に、ビットコイン$ゲインの長期目標を100億ドルから150億ドルに引き上げた。

ストラテジー社の株価は年初来で27%上昇している。ビットコインは9万6547ドル前後で取引されており、過去24時間で約2.5%上昇している。

4月の購入を含めると、ストラテジー社は379億ドルで取得した55万3555ビットコイン(1ビットコイン当たりの購入コストは6万8459ドル)を保有している。これらの保有ビットコインは現在の価格でおよそ530億ドルの価値がある。

「弊社の資本市場戦略は、優れた株主価値を提供しながらビットコインの保有量を増やし続けている。現在、世界中で70社以上の公開企業がビットコイン購入戦略を採用しており、我々はこの分野を開拓する最前線にいることを誇りに思う」と、ストラテジー社の社長兼CEOのフォン・レ(Phong Le)氏は声明の中で述べた。

ストラテジー株は、時間外取引でわずかに値上がりしている。

|翻訳・編集:山口晶子
|画像:ストラテジー社のエグゼクティブ・チェアマン、マイケル・セイラー氏(Nikhilesh De)
|原文:Strategy Raising Another $21B to Buy Bitcoin, Posts Large Q1 Loss on BTC Price Decline

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