BitVault、KatanaチェーンでBTC担保ステーブルコインをローンチへ
ビットコインとステーブルコインが注目を集める中、ある企業がこの両方に参入しようとしている。
ビットコイン(BTC)とステーブルコインの潮流が最新の資金調達ラウンドで交差した。6月18日(木)、BitVaultはBTC担保ステーブルコイン「bvUSD」を開発するため、200万ドルの資金調達に成功した。このステーブルコインはPolygon LabsとGSRがインキュベートした新チェーン「Katana」上でローンチされる。
GSRはGemini、Auros、Keyrockと共に戦略的投資家として参画。この資金調達は、米上院でGenius Actが可決された後のステーブルコインへの関心の高まりを受けたものだ。
Genius Actによる規制の明確化を受け、主要銀行やテック企業が独自ステーブルコインの発行を検討し始めている。ただしUSDCのような法定通貨担保型とは異なり、bvUSDはビットコイン準備金によって裏付けられる。
BitVault、DeFi向けにビットコイン流動性を解放
BTC担保ステーブルコインの作成目的の一つは、DeFiエコシステム向けにビットコインの流動性を解放すること。具体的には、暗号アービトラージ戦略に支えられたbvUSDステーキングによる利回り生成が可能になる。
「ビットコインは混乱期のために設計された。BitVaultはその実用化のために作られた」とBitVaultコントリビューターのMichael Kisselgof氏は説明。「GSR、Auros、Keyrockを戦略的投資家として迎え、BTC担保マネー向けの高利回り・非方向性戦略を実行できる流動性の深い環境を構築する」
BitVaultの投資家であるGSRによれば、このステーブルコイン事業はKatanaエコシステムに大きな可能性をもたらす。
「DeFiエコシステムにシームレスに統合可能なBTC担保ステーブルコインへの関心が高まっている」とGSRのAlain Kunzディレクターは指摘。「BitVaultはKatanaの進化するエコシステムに新たなステーブルコイン活用層を追加し、Katanaの高利回りDeFiスタック内でBTCがより生産的な役割を担えるようにする」
BitVaultはLiquity V2のフォーク版で、Liquity AGとの合意に基づき機関向けにローンチ。許可型借入層とコアDeFi機能を組み合わせたプロトコルとなっている。
翻訳: BladeRunnerX