Bittensor(TAO)、主要プロジェクトの離脱で27%急落――約9億ドルの時価総額が消失

分散型AIプロトコルBittensor(TAO)が急落した。2026年4月10日、12時間で27%下落し、時価総額は約9億ドル(約900億円)減少した。
急落は市場全体で大幅な清算を引き起こし、約900万ドル(約9億円)のTAOロングポジションが売り圧力の高まりにより解消された。
売りは、エコシステム内の主要プロジェクトであるCovenant AIがBittensorからの離脱を発表したことを受けたものだ。同チームは約37,000TAO(時価約1,000万ドル以上)を売却したと報じられている。
同チームは強硬な声明で、プロジェクト創設者を「分散型の劇場」を運営しながら、プロトコルの重要な側面を実質的に中央集権的に管理していると非難した。
テクニカル分析が示すボラティリティ上昇
テクニカル観点では、TAOの日足チャートは明確な上昇トレンドから急激な調整局面への転換を示している。
価格は急落し、310ドルから320ドル付近での反発後、267ドル近辺で引け、短期構造を崩して市場全体での売り圧力の高まりを暗示した。
ボリンジャーバンドはボラティリティ上昇を示しており、価格はミッドバンド(310ドル付近)を下抜け、ローバンド(269ドル付近)に接近している。

このブレイクダウンは強い弱気の勢いを示唆する。この水準を下回り続ける場合、近い将来、下落幅が拡大する可能性がある。
一目均衡表の分析では、価格が転換線(299ドル)と基準線(304ドル)を下回って抵抗帯を形成しつつある。
TAOは雲(もく)に接近しており、市場に混乱が見られる。価格が267ドルを下回る場合、235ドルまで下落する可能性がある。
モメンタム指標が継続的な弱さを示唆
モメンタム指標も弱気の見通しを裏付けている。RSI(14)は現在42.41付近で推移し、勢いの減退と中立域下限への接近を示している。
以前のRSIは60.94付近で、強気のエネルギーが高まっていた。現在のトレンドは売り圧力の増大を示唆するが、市場はまだ30を下回る売られすぎ水準には達していない。

MACDは弱気側を指している。MACDラインは12.61、シグナルラインは19.41。さらにヒストグラムの値はマイナス6.80だ。これは下降側へのモメンタムが強まっていることを示している。
翻訳者: BladeRunnerX
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