【速報】DeFimans、RWAパーペチュアルDEX「Ostium」と提携し日本市場へ本格参入

DeFimansは本日、分散型RWA(現実世界資産)パーペチュアルDEX「Ostium」との戦略的パートナーシップを締結し、日本市場への本格進出を発表した。同社はRWA領域およびオンチェーンデリバティブ市場における国際的動向と市場構造に関する専門知見を提供し、日本市場における制度的枠組みと受容可能性に関する分析インサイトを金融庁(FSA)を含む関係当局へ提案する。この提携は、日本におけるトークン化資産と分散型金融派生商品市場の規制整備と市場形成を加速させる可能性がある。
OstiumにおけるRWAパーペチュアル取引の仕組み
Ostiumは、金(ゴールド)、原油、銀(シルバー)、為替(FX)、グローバル株価指数といった現実資産の価格データをオンチェーン上に取り込み、それらを原資産とするパーペチュアル(無期限先物)取引を提供する分散型取引所(DEX)である。ユーザーは実物資産を保有することなく、価格変動に連動した損益を取引できる仕組みで、差金決済取引(CFD)に近い構造を持つ。
スマートコントラクトによる自動執行とセルフカストディを採用しており、従来の金融機関を介さずに取引が完結する。価格はオラクルを通じてインデックス価格に連動しており、ロールオーバー手数料が固定化されているためポジション保有コストの予見性が高い点も特徴だ。
日本市場での存在感と調達背景
日本ユーザーによるOstiumの利用は、公式なマーケティング施策の実施以前から自然発生的に拡大してきた。直近30日間の累計取引高は40億ドルを超え、そのうち金(ゴールド)関連取引は約11.7億ドル、約3万件に達している。日本市場はゴールドやFXといったマクロ資産への関心が強く、その需要がオンチェーン取引の文脈でも顕在化した格好だ。Ostiumはシリーズ Aラウンドで総額2000万ドルの資金調達を実施済みで、Coinbase Venturesがリード投資家を務め、General CatalystおよびJump Cryptoも支援に加わっている。
DeFimansが担う役割とRWA×DeFiの潮流
同パートナーシップにおいてDeFimansは、RWA領域およびオンチェーンデリバティブ市場に関する国際的な動向や市場構造の分析、日本市場における制度的論点の整理・発信を担う。特定の取引行為や利用を促進するものではなく、情報の客観的な流通体制の構築を目的としている。
DeFimansの代表取締役・小野暢思氏は、日本が世界有数のFXトレーディング市場であり、コモディティ市場にも強い参加基盤を持つ点を強調した。同代表取締役・佐藤太思氏は、オラクルベースの価格連動やコスト構造の透明性が日本ユーザーの志向と親和性が高いと指摘している。
RWAとDeFiの融合は従来の金融アクセスを再定義する可能性を秘めた領域として注目されており、同パートナーシップはその日本展開における一つの動向として位置付けられる。