セールスフォースの株価ってどうなの?

セールスフォースの株価は10年で約5倍となっていますが、22年に入って大きく株価が下落しています。 S&P500と比較すると、セールスフォースの株価がアウトパフォームしているのがわかります。 2020年8月末日にエクソン・モービルに代わりダウ工業株30種に採用されて以降、株価は冴えないですね。 以下のチャートは直近1年チャートですが、中央銀行のFRBが2022年に入って早期利上げする方針を示しており、ハイテク株は大きく売られていますね。 株価は短期的に下落傾向です。 2020年12月に企業向けSNSサービスの大手Slackを277億ドル(約2.9兆円)で買収することを発表したところ、翌日の株価が10%以上下落しました。

米国株のセールスフォースってなに?

米国株のなかでも特に成長が著しいのが、今回ご紹介するセールスフォースです。 セールスフォースは世界シェアナンバーワンのCRMを提供しており、業績が堅調に拡大しています。 過去にはリーマンショックやコロナショックの影響を受け株価が下落したものの、 回復が早く反発も大きいという特徴を備えています 。

セールスフォース・ドットコム(salesforce.com)って何?

セールスフォース・ドットコム(Salesforce.com、CRM) といえば、米国カリフォルニア州に本社を置く、企業の顧客管理(CRM)、顧客サービス、営業などのシステムをクラウドで提供するなど、企業のデジタル化推進に必要なサービスを提供する会社です。 いわゆる”SaaS(Software as a Service)”と呼ばれるもので、クラウド上に必要なソフトウェアを配置し、ネット経由でサービスを提供し月額利用料を徴収するビジネスモデルです。 定期的な利用料を支払う必要はありますが、セールスフォースが提供するサービスはクラウド上で管理されているので、企業はデータを管理するためのサーバーや顧客管理などのソフトウェアを準備する必要がありません。