メタプラネット株が9%超急騰、6月高値からの調整局面を脱却し上昇トレンドへ本格転換か
メタプラネット株が9%超の急騰で市場を驚かせた。6月の高値から続いた調整局面を一気に突破する動きだ。
テクニカル転換の兆候
主要な抵抗線を一気に突破したことで、チャートパターンが完全に書き換わった。短期移動平均線が長期線を上回るゴールデンクロスが形成され、出来高も急拡大している。これまでの下降トレンドラインを上方にブレイクしたことで、テクニカル的には完全なトレンド転換シグナルとなった。
機関投資家の動向
市場関係者の間では、機関投資家の買い戻しが本格化しているとの観測が強まっている。調整局面で手仕舞っていたポジションを一気に積み増す動きが目立つという。一部のヘッジファンドは「割安感が出ていた」とコメントしているが、実際には単なる値動きに追従しているだけかもしれない。
セクター全体の流れ
メタバース関連銘柄全体に買いが広がっている。仮想空間ビジネスの成長期待が再燃する中、リーディング銘柄であるメタプラネットへの資金流入が加速している。業界アナリストは「基盤技術の進化と商用化の具体化が評価されている」と指摘する。
今後の見通し
次の抵抗線は年初来高値水準となる。ここを突破できれば上昇空間がさらに広がるが、短期間での急騰は一部の利益確定売りを招く可能性もある。市場は「調整は終わったが、過熱感には注意が必要」とバランスを取った見方を示している。結局のところ、ウォール街の予測は天気予報より当たらないことが多いのだ。
3350 stock price by TradingVieW
同社の株価は2025年、ビットコイン市場の過熱とともに6月に1800円の高値を記録しましたが、その後は調整局面を迎え一時338円まで下落していました。しかし、年末にかけて相次いで発表された戦略的な資本政策により株価は回復基調に転じ、12月27日時点では444円となり年初来18.5%のリターンを記録していました。
回復の背景には12月22日に開催された臨時株主総会での重要な決定があります。会社側が提案した全5議案が承認され、総額約212億円の資金調達が確定しました。これにより一時停滞していたビットコインの追加購入計画が本格的に再始動します。同社は2027年までに21万BTCを取得するという目標を掲げており、現在の保有数35,102 BTCからの大幅な積み増しを目指しています。
メタプラネットは米国市場への本格進出も進んでいます。12月19日より米国店頭市場にて新ティッカー「MPJPY」での取引が開始され、米国の個人投資家および機関投資家からのアクセスが容易になりました。さらに、米運用会社キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーが同社株を買い増し、保有比率が13.15%に達したことも明らかになっています。
同社のmNAV(純資産倍率)は1.29倍まで回復しており、mNAV1.0倍割れの局面で自社株買いを優先するという戦略が奏功したことを示唆しています。2025年の基盤整備を経て、2026年はビットコイン保有量の拡大と企業価値向上に向けた実行の年となることが期待されています。
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