ビットコイン、90,000ドル付近で激しい攻防戦を展開
ビットコインが90,000ドルの壁を前に、買い手と売り手の激しい綱引きを続けている。
心理的抵抗線との対峙
この重要な価格帯は、単なる数字以上の意味を持つ。過去の高値圏、機関投資家の参入障壁、そしてメディアの注目が集中する分水嶺だ。市場参加者は、次の大きな動きのヒントを求めて、この付近での取引量とオーダーブックの厚みを注視している。
伝統的金融の懐疑論をよそに
「ボラティリティが高すぎる」「実体価値がない」— ウォール街の古参たちは相変わらず懐疑的だ。彼らがリスク管理と称する保守的な姿勢は、結局のところ、自分たちのビジネスモデルが陳腐化することを恐れているだけのようにも見える。一方で、仮想通貨市場はその批判をよそに、独自のペースで進化を続けている。
次の展開は?
90,000ドルを確実に突破できるか、それとも反落して再び調整局面に入るか。現在の膠着状態は、短期的な方向性を決める重要な局面だ。いずれにせよ、この水準での戦いは、市場の底力と参加者の本気度を測る試金石となる。
先物ロングポジションは1億ドルが清算|国際情勢も不安定
直近24時間でのBTCの先物ロングポジションの清算額は1億ドルにのぼっています。
仮想通貨市場を牽引しているトランプ政権率いる米国は、ベネズエラへの攻撃を行い同国大統領を捉えるなど激しい動きが見せています。
昨日には、トランプ大統領は大統領令14199に基づき66の国際機関から米国が脱退することを正式発表。米政権はこれらの機関を「非効率」かつ「米国の国益に反する」と指摘しています。
米国、66国際機関から脱退。ドル連動ステーブルコインの存在高まるか
上記のような状況の中、明確な方向性を示せていないBTCですが、2026年のパフォーマンスについては比較的ポジティブな見通しが専門家から多く示されています。
CoinShAResはインフレショックやFRBの政策ミスなどを背景に非国家型の代替資産としてビットコインの需要が高まり、2026年にBTCは12万〜17万ドルの価格範囲に到達すると予想。
また、スタンダードチャータード銀行も2026年のビットコイン価格は15万ドルに到達すると予想しています。同社のリサーチ責任者は、バリュエーションがビットコインDAT(デジタル資産財務)のさらなる拡大を支えなくなったため、ビットコインのDATによる買いは終了した可能性が高く、サポートとして機能することはないとコメントしています。そのかわりに、ビットコインETFへの資金流入が高まると予想しています。
国際情勢の不透明感が続く中、ビットコインが今後どのような値動きを見せるのか、市場関係者の注目が集まっています。
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記事ソース:coinglass、CNBC