トランプ氏「ホルムズ海峡は自然に開く」発言に市場は警戒、仮想通貨を含む主要資産で売り加速の可能性
トランプ元大統領がホルムズ海峡問題について「自然に開く」と楽観的な見解を示したが、市場は地政学リスクの解消を疑問視。これを受け、仮想通貨を含む主要資産クラスで幅広い売り圧力が強まり、専門家は短期で10%以上の調整リスクを警告している。投資家は伝統的金融とデジタル資産の両方でリスク回避姿勢を強めており、FSA(金融庁)も市場の急変動に注視を呼びかけている。
市場全体でリスク回避姿勢強まる
市場は緊張緩和を期待していたが、実現しなかった。ブレント原油は105ドルを突破し、トランプ米大統領がイランの発電所に触れると原油は102ドル超に上昇。金は4700ドル/オンスを割り込み、S&P 500先物は0.54%下落、ナスダック先物は0.66%下落した。米10年債利回りは4.36%に急騰し、4.40%に迫る。ビットコインは69,135ドルを一時つけたが、24時間で0.9%下落し67,336ドルまで下落した。
トランプ米大統領は、「戦後、ホルムズ海峡は『自然に』開かれるだろう」と述べたが、具体的な仕組みは示さず、「自分たちで受け取り、守り、使えばよい」と同盟国に呼びかけた。韓国、日本、中国を名指しで挙げた。韓国のKOSPIは即座に2%下落、軍需株が急騰した。
イランは一切譲歩の構えを見せなかった。アッバス・アラグチ外相はアルジャジーラで「信頼水準はゼロ」と明言。イラン議会は海峡での安定コインおよび人民元による通行料制度を法制化する法案作成を継続している。船舶1隻あたり最大200万ドルの課金。
トランプ米大統領の楽観と現地実態のギャップが、迅速な解決を織り込む仮想通貨市場の最大リスクに。
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