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2028年までに5億XRPを焼却へ 供給ショックで価格は急騰するか

2028年までに5億XRPを焼却へ 供給ショックで価格は急騰するか

Published:
2026-01-04 02:34:41

XRPの供給量が劇的に縮小する。リップルが2028年までに5億XRPをバーン(焼却)する計画を明らかにした。市場の需給バランスが一変する可能性がある。

■ デフレーション・メカニズムの本格始動

従来の「エスクロー」に加え、新たなバーン戦略が導入される。取引手数料の一部を恒久的に消却する仕組みだ。これにより、流通量の自然減少が加速する。

■ 市場への波及効果

供給減少は価格上昇圧力に直結する。特に機関投資家の関心が高まれば、流動性不足が顕在化する可能性がある。一部アナリストは「意図的な希少性の創出」と指摘する。

■ 懐疑的な見方も

「焼却は単なるPR戦略」との声も根強い。過去の大量移動が市場を混乱させた経緯があり、投資家の警戒感は残る。伝統的な金融関係者は「仮想通貨の供給操作は中央銀行の真似事に過ぎない」と冷笑する。

■ 2028年へのカウントダウン

今後3年間で段階的に実施されるバーン計画。短期の価格変動以上に、XRPエコシステムの根本的な転換点となる。成功すれば、他の主要暗号通貨にも波及効果をもたらすだろう。

XRP保有者が強さ示す

オンチェーンデータによれば、直近で5億XRP以上が2028年まで供給をロックするエスクロー仕組みに送付された。この動きにより、10億ドル超相当のXRPが流通から除外されている。このような供給減少は、需要が高まる局面で流動性を抑制し、市場環境に変化をもたらす。

エスクローによる供給のロックは、需要が安定しているときに価格に強い影響を及ぼしやすい。XRPは、機関投資家やエンタープライズ層から一貫した関心を集める。

流通枚数が減る中で、わずかな需要増でも相対的に大きな値上がりにつながりやすく、供給ショックの可能性が生まれる。

5億XRPがエスクローにロック 出典:X Finance Bull

マクロのモメンタム指標も強気な見方をさらに強めている。HODLerの純ポジション変動指標は、長期保有者が再びXRPを蓄積し始めていることを示す。過去1週間でLTH(長期保有者)と分類されるウォレットのXRP残高は着実に増加している。

この蓄積は、ほぼ1カ月続いた売り圧力からの明確な転換である。長期保有者は不透明な時期にリスクを減らし、自信が戻った時に買い直す傾向。今の積極的な買いは、短期的な値動きではなく、XRPの持続的な上昇を見込んでいることを示唆している。

古参ウォレットの活動は、相場上昇時に構造的な支えを提供することが多い。これらの層は、調整局面でも売りは抑制的となり、値動きの下振れリスクを低減する。

LTHによる蓄積が進むほど価格は安定し、XRPはより高いサポート水準を築きやすくなり、急激な下落リスクも抑制される。

XRP HODLer純ポジション変動 出典:Glassnode

XRP価格が重要水準に到達

XRP価格は過去24時間で6.7%上昇し、本稿執筆時点で2.00ドル付近で推移。2.00ドル回復は心理的な節目だが、今後の本格的な上昇には定着が欠かせない。XRPは2.00ドルをサポート水準として確保し、強気の勢いを持続できるかが焦点。

直近の上値抵抗線は2.03ドル。ここを明確に上抜けて安定推移となれば、上昇継続パターンが裏付けられる。

それが達成されれば、XRPは流動性や過去のレジスタンスが集中する2.10ドルまで上値を伸ばす可能性。

XRP価格分析 出典:TradingVieW

ただし下振れリスクは依然残る。約3週間もの間、好条件での売り時を待っていた短期保有者が利確に動く可能性もある。

売り圧力が強まれば、XRPは1.93ドルまで再び後退する懸念がある。この水準を割り込めば、さらに1.86ドルまでの下落もあり得る。その場合は上昇シナリオが否定され、見通しは中立から弱気へ転じる。

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