テクニカル分析
仮想通貨チャートの見方は?ローソク足・時間足の基礎を徹底解説
仮想通貨のチャート分析で最も基本かつ重要なのがローソク足と時間足です。
ローソク足の見方がわかるようになると、ビットコインなどの仮想通貨トレードで非常に大きなメリットが得られます。
ここでは初心者でもイメージしやすいように、できるだけシンプルかつ具体的に、ビットコインなどの仮想通貨を例にしながら詳しくローソク足や時間足の見方や使い方を解説します。
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| 目次 |
ローソク足とは?
ローソク足とは、チャート上で価格の動きを1本の「ローソク」のような形で表現したものです。
仮想通貨だけでなく株やFXなど、ほぼすべての金融市場で使われている世界共通の基本ツールで、日本が発祥です。
1本のローソク足だけで、「その時間内に価格がどう動いたか」を一目でわかるように設計されているのが最大の特徴です。
ローソク足が教えてくれる4つの基本情報
以下は、ローソク足が教えてくれる4つの基本情報です。
- 始値:その時間枠の最初についた価格
- 高値:その時間内で一番高くついた価格
- 安値:その時間内で一番安くついた価格
- 終値:その時間枠の最後についた価格
実際にチャートにすると以下の画像のようになります。

(画像出典:investing.com)
ローソク足を見るだけでその時間帯の価格の動きがわかるようになります。
ローソク足の主なパーツ
以下は、ローソク足の主なパーツです。
- 実体(胴体):始値と終値の間の四角い部分→ これが太い・長いほど勢いが強い
- ヒゲ(影・しっぽ):実体から上下に伸びる細い線
- 色(陽線・陰線)
1:陽線:終値 > 始値 → 上げて終わった(買い優勢)
2:陰線:終値 < 始値 → 下げて終わった(売り優勢)
チャートにすると以下の画像のようになります。

(画像出典:investing.com)
時間足とは?
時間足とは、チャート上の1本のローソク足が「何分の・何時間の・何日の値動き」を表しているかを示す時間単位のことです。
仮想通貨のチャートでは、24時間365日取引されているため、特に時間足の選び方がトレードの勝敗を大きく左右します。
- 1分足 → 1分間の動き
- 1時間足 → 1時間の動き
- 日足 → 1日(24時間)の動き
- 週足 → 1週間の動き
仮想通貨は24時間取引なので、日足1本=1日分の値動き全部を表します。
初心者におすすめのローソク足の使い方
ローソク足は仮想通貨のトレードで非常に役立つ指標です。
以下では、初心者におすすめなローソク足の使い方を解説します。
大陽線・大陰線
大陽線もしくは大陰線は、実体が非常に長いローソク足のことで、トレンドの勢いが強いときに発生しやすいです。
例えば以下の画像の場合、四角で囲っている箇所に大陽線があります。

(画像出典:investing.com)
大陽線が発生直後より上昇トレンドが発生しているので、このタイミングでロングでエントリーをすれば大きな利益を得られるでしょう。
小陽線・小陰線
小陽線、小陰線とは、実体が極端に小さいローソク足です。
これが出ている場合、買いと売りが拮抗し、方向感がないので、様子見がおすすめです。
例えば以下の画像ですが、四角で囲う箇所に小陽線と小陰線が発生しています。

(画像出典:investing.com)
相場に大きな動きがなく、取引をしても稼げる可能性は極めて低い状態なので、小陽線や小陰線が出ている場合は取引は見送りましょう。
ハンマー・流れ星
ハンマーは下ヒゲが長く実体が小さいローソク足、流れ星は上ヒゲが長く実体が小さいローソク足のことで、どちらも相場の転換のサインです。
例えば以下の画像ですが、四角で囲う箇所に下ヒゲが長いハンマーが表示されており、下降から上昇にトレンドが転換しています。

(画像出典:investing.com)
ハンマーや流れ星のローソク足が表示された場合、トレンドが終わる可能性が高いので、ポジションを保有しているなら決済した方が良いでしょう。
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時間足の使い方
時間足の使い方をマスターすると、仮想通貨トレードの精度が劇的に向上します。
特に24時間365日動く仮想通貨市場では、1つの時間足だけを見ているとダマシに引っかかりやすく、感情的なトレードになりがちです。
ここでは初心者から中級者向けに、実践で使える時間足の選び方や組み合わせ方、具体的な使い方を解説します。
時間足使い分け
以下は、それぞれの時間足のおすすめのトレードスタイルです。
- スキャル:1分足〜5分足
- デイトレード:15分足〜1時間足
- スイングトレード:4時間足
- 中長期スイング:日足
- ガチホ・超長期:週足〜月足
スキャルピングのような短期売買ほど短い時間足がおすすめで、ビットコインのガチホのような長期前提の投資なら長い時間足がおすすめです。
ビットコインのトレードなら4時間足や日足がおすすめ
BTCもしくはETHのようなメジャーコインの場合、 4時間足もしくは日足が非常にきれいにローソク足を描くので、テクニカル分析におすすめです。
1時間足以下はノイズが激しく、ダマシが頻出するので、仮想通貨の取引が初めてなら4時間足以上を推奨します。
3画面マルチタイムフレームの使い方
仮想通貨のトレードでは、3つの時間足を利用した3画面マルチタイムフレームが一般的です。
以下はその利用法の一例です。
- 1:日足:大トレンドの確認

(画像出典:investing.com)
上記の画像では、現在日足のローソク足は下に向かっているので、大トレンドが下落であることがわかります。
- 2:4時間足: 日足トレンド方向に沿っているかを確認

(画像出典:investing.com)
次に上記の4時間足の画像を見ると、こちらでもローソク足が下落のサインを出しているので、4時間足でもトレンドが下落だと分析できます。
- 3:1時間足 or 15分足:エントリーもしくは決済

(画像出典:investing.com)
最後にこちらの上図の15分足チャートでは、ローソク足は上向きです。
この場合、短期では上向きなのでエントリーは控えた方がよく、ポジションを保有しているなら決済をするべき場面です。
以上のように、3つの時間足を利用することでより高確率なトレードができるようになります。
ローソク足や時間足を使用するメリットは?
ローソク足や時間足を使用すると仮想通貨トレードがやりやすくなるのですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
以下は、ローソク足を使用するメリットを解説します。
一目で勢いや心理、相場の方向性がわかる視覚的優位性
ローソク足の実体の長さで買いや売りの強さや勢いが即座にわかることがローソク足の主要な利点です。
例えば、長い陽線=強い買い勢力といった具合で、ローソク足に慣れれば即座に相場を理解できるでしょう。
さらに、ローソク足の色の違いで現在の仮想通貨は上げているのか、それとも下げているのかが瞬時にわかるようになるでしょう。
ヒゲの長さを見れば、反発のある価格帯がわかるので、サポートやレジスタンスの位置が明確になります。
これらのローソク足の情報を総合的に理解できるようになるとチャートを見るだけで仮想通貨の急騰や急落時にこれは本物のブレイクか、それともダマシなのかを素早く判断できるようになるので、利確や損切りの役に立ちます。
冷静なトレードが可能
長い下ヒゲが発生すれば底打ちした可能性が高く、上ヒゲが長くなれば天井の可能性があるなど、ローソク足の動きを知れば根拠のあるトレードができるようになります。
FXや株の取引では感情的なトレードをすると負けやすく、損失を拡大させる原因になります。
感情的なトレードを減らし、冷静な分析に基づいて取引できることがローソク足を学ぶメリットです。
情報量が多くラインチャートより便利
ラインチャートだけですと高値安値がわかりません。
しかし、ローソク足であれば全部の情報が入るので、ラインチャートより情報が多く、便利です。
さらに全世界共通のツールなのでローソク足を前提にした手法なども多く、ローソク足を習得すれば様々な手法を学べるなどのメリットもあります。
短期から長期まで柔軟に使える
ローソク足は1分足から月足まで同じ見方で分析が可能なツールです。
そのため、スキャルからガチホまで幅広く対応できるなど汎用性が高いです。
まだ仮想通貨の取引が初めてトレードスタイルが確立していないなら、まずはローソク足の手法を学ぶことをおすすめします。
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ローソク足や時間足を使用するデメリットは?
ローソク足を使用することで様々なメリットがあるのですが、デメリットはないのでしょうか?
以下では、ローソク足や時間足を使用するデメリットを解説します。
主観的な解釈が入りやすい
これはハンマーか、それともただの小陰線なのか、など意見が分かれやすく、主観的な解釈が大きいところがローソク足のデメリットです。
同じ形でトレンド相場かレンジ相場でで意味が変わるケースもあるので、状況によってはローソク足の手法が通じない場合もあります。
ローソク足を過信すると見たいものしか見ないバイアスが発生し、ダマシに引っ掛かりやすくなるので注意してください。
ダマシが多い
仮想通貨はクジラによる大量の売りや臨時のニュースで瞬間的に長いヒゲが出やすいです。
特に低流動性アルトコインではきれいなハンマーが出ても即反落するケースが頻発しており、ローソク足のサインがダマシになるリスクが多いです。
ローソク足だけを信じるとダマシに遭いやすく、エントリーしても損切りになりやすいので注意してください。
まとめ
今回は仮想通貨におけるローソク足の使い方や見方を解説しました。
ビットコインなどの仮想通貨のデイトレードをする場合、5分足や15分足などの短い時間足を利用すれば、より勝率の高いトレードができるようになるでしょう。
ただ、スキャルピングのような短期売買にはダマシが多いので日足などの時間足を利用してダマシ対策をしておくことをおすすめします。
24時間取引が可能なビットコインはテクニカル分析との相性が非常によく、ローソク足の見方や使い方を学べばデイトレードの勝率をあげられるでしょう。
仮想通貨のFXに興味がありましたら、ぜひローソク足の使い方もチェックしてみてください。
さらに、BTCCアカデミーを通じて継続的に知識を深めることで、仮想通貨市場において着実にステップアップしていくことが期待できます。
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よくある質問
ローソク足とは何ですか?
ローソク足は、チャート上で価格の動きを一本の「ローソク」の形で表したもので、始値・高値・安値・終値の4つの基本情報を一目で理解できます。実体の長さや色(陽線・陰線)、ヒゲの長さから相場の勢いや買い・売りの優勢を読み取ることが可能です。
時間足とは何ですか?どのように使い分ければよいですか?
時間足は、1本のローソク足が表す時間の単位で、仮想通貨では1分足、1時間足、日足、週足などがあります。短期売買には1分〜5分足、デイトレードには15分〜1時間足、スイングトレードには4時間足、長期投資には日足や週足が適しています。複数の時間足を組み合わせて分析することで、精度の高いトレードが可能です。
ローソク足や時間足を使うメリットは何ですか?
ローソク足は相場の勢いや心理、方向性を視覚的に素早く把握でき、冷静なトレード判断を助けます。情報量が多くラインチャートより便利で、短期から長期まで幅広く使えます。時間足を使い分けることで、ダマシを避けつつ効果的なエントリーや決済が可能になります。
ローソク足や時間足のデメリットはありますか?
ローソク足は主観的な解釈が入りやすく、同じ形でも相場状況によって意味が変わることがあります。仮想通貨特有の急激な値動きやニュースによるダマシも多く、過信すると損切りにつながるリスクがあります。複数の指標や時間足を併用して使うことが重要です。
本記事に関してご不明点やご意見がございましたら、以下の連絡先までお問い合わせください:[email protected]