ビットコインは小幅下落、コインベースから48,000BTCを送金

ブロックチェーンデータ分析会社CryptoQuantのCEOであるKi Young Ju氏は19日、18日にCoinbase Pro（コインベースプロ）取引所から48,000ビットコイン（BTC）が送金されたと述べ、これはビットコインの再急騰を意味するかもしれないとし、Glasnodeは仮想通貨先物の現金証拠金担保の割合が今週過去最高となり、ビットコインは今後いつでも不安定になる可能性があると述べました。

ビットコインの次の大きな動きは、いつ来てもおかしくない。

 

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CryptoQuant、48000BTCをCoinbase Proから送金へ

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ブロックチェーンデータ分析会社CryptoQuantのCEOであるKi Young Ju氏は、10月18日にCoinbase Pro取引所から最大48000BTC（9.12億ドル相当）が送金されたことを示すデータを公開し、コインベースから法人顧客に対するビットコインの受け渡しと思われることを明らかにしました。

Ki Young Ju氏も、現在のビットコイン価格が、Coinbaseのサービスを利用する機関投資家（バルクブローカー、カストディアンなど）の推定参入価格に近いことを示唆するツイートを紹介しています。歴史的に、機関がビットコイン市場に参入するたびにビットコイン価格は大きく上昇しており、コインベースからの大量流出を受けてビットコイン価格が再び高騰する可能性を示唆しています。

 

CryptoQuantのアナリストは、送金されたビットコインのうち、11,280枚が3～6カ月、4,560枚が18カ月、3～5年保管されており、これまで眠っていたビットコインの大部分を占めていると記しています。

 

CryptoQuantは、これが取引所からの内部送金なのか、新しいウォレットに送られたのか、それとも単なる流出なのか、さらなる調査が必要だと述べていますが、注目すべきは、大量の送金が行われた直後に8000BTCがコインベースに預けられたことであり、「これらの取引は、2021年の強気相場で何度も見られたように、122BTCのバッチに部分的に分割されていました」としています。

 

先物現金証拠金担保の記録的なシェア

一方、グラスノード（Glassnode）の今週の週報では、先物現金証拠金担保の割合が65％に達し、今週過去最高となり、新規建玉の大半が現金で担保されていることが指摘されています。これにより、清算の規模が拡大する可能性が低くなり、ステーブルコイン担保への需要が高まっていることがうかがえます。

 

仮想通貨を証拠金とした担保のシェアは、昨年4月の強気相場時に70％でピークを迎え、その後、仮想通貨市場が急落し、昨年5月の売り出しを受けて徐々に現金担保が好まれるようになり、今週まで仮想通貨担保のシェアは35％にまで低下していたそうです。

グラスノードは、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を証拠金担保として使用すると、担保の原資産の価値の変動がデレバレッジイベントの破壊力を増幅させるため、本質的に変動が大きくなりますが、現金証拠金担保は米ドルに対して1：1のアンカーを効果的に維持し、先物取引のオープンポジションで変動することはない、と述べています。

 

ビットコインに関して、グラスノードは、実現ボラティリティとオプションインプライド・ボラティリティが共に歴史的な低水準に下がり、チェーンにおける消費行動がスポット価格と短期保有者のコストベースが交差する決定点に圧縮されていることから、ビットコインは将来いつでも変動することができると考えています。

 

市場センチメント

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ビットコイン（BTC）は1カ月以上、18,000米ドルと20,000米ドルの間で揺れ動いており、報道発表時点では19,073米ドルで、過去24時間で1.1％下落しています。

 

イーサリアム（ETH）は1,281米ドルで、過去24時間で1.8％下落しています。

 

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ビットコイン（BTC）などの仮想通貨相場などに関してもっと知りたい方は、BTCCのホームページをご参考ください。

 

BTCC取引所は、イギリスに設立された暗号資産デリバティブ取引所です。「信頼ができる暗号資産取引を誰もが簡単に利用できる」ことをモットーに、12年以上サービスを提供しています。ロンドンに本部を置くBTCCは現在日本での登録者数が徐々に増加しており、またSNSを通じて日本限定のキャンペーンも度々開催されています。

 

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