専門家が警告:トランプ氏関連のWLFIが上院市場構造法案の成立を複雑化させる可能性

トランプ家が関与する仮想通貨企業、ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)が最近、シンボル$WLFIで取引を開始した。専門家らは、同社の大統領との緊密な関係と仮想通貨分野での積極的な活動が、上院による市場構造法案の成立を困難にする可能性があると懸念している。
ワールド・リバティは市場構造法案を複雑化させるか?
市場構造法案、具体的にはCLARITY法は、ワールド・リバティ・ファイナンシャルが発行するステーブルコインを含む仮想通貨の規制枠組みを確立するために作成された。
弁護士兼仮想通貨専門家のジェイク・チェルビンスキー氏は最近、これに関して懸念を表明。トランプ氏関連の仮想通貨企業が利益相反を生み出し、大統領の個人的な金融利益に関連する法案を支持しない議員が多く出ると指摘した。
ワールド・リバティは仮想通貨市場構造改革に潜在的な政治的リスクを追加し、上院通過に必要な7票の民主党票を確保する可能性を減少させるだろう。
チェルビンスキー氏は「ワールド・リバティ・ファイナンシャルの存在は、上院で市場構造法案を成立させることをはるかに困難にするだろう。我々は7人の民主党議員の賛成票が必要だ」と記した。
ワールド・リバティが市場構造法案に与える影響
以前から、多くの民主党議員はトランプ氏の仮想通貨分野への積極的な関与を批判してきた。彼らはトランプ氏とその家族が仮想通貨活動から経済的利益を得るのを阻止するための改正案を要求していた。
マキシーン・ウォーターズ下院議員は、仮想通貨事業から利益を得ているトランプ氏を「腐っている」と非難。同氏はトランプ氏の不正な仮想通貨関連活動を停止するための法案に対する強力な反対運動を主導した。
このように、大統領のビジネス利益との関連性が強まっていることから、市場構造法案が2025年に成立する可能性はほぼゼロだと多くの関係者が考えている。
市場構造法案は成立するのか?
共和党のシンシア・ラミス上院議員は、ワイオミング・ブロックチェーン・シンポジウムで、市場構造法案が9月末までに上院銀行委員会を通過すると明らかにした。同議員は「感謝祭までに大統領の机の上に市場構造法案を提出するだろう…感謝祭前であることを願っている」と述べた。
ティム・スコット上院銀行委員長も、市場構造法案を2025年9月30日までに完了させたいと表明。報道によれば、法案が9月までに成立しない場合、10月6日に公聴会が開催される予定だ。
翻訳:Str1k3r