イーサリアムETFの資金流入が7月に急増、過去11ヶ月分を上回る
イーサリアムの10周年は単なる記念以上の意味を持っている。7月30日にジェネシスブロックが採掘されてから10年を迎える中、機関投資家の需要が記録的な急増を見せている。
スポットイーサリアムETFは、7月単月で54億1000万ドルの純資金流入を記録し、2025年6月時点で過去11ヶ月間の合計流入額42億1000万ドルを上回った。
機関投資がETHを新たな段階に押し上げ
SoSoValueのデータによると、ETH ETFは2024年7月の開始以来、累計96億2000万ドルの資金流入を記録している。しかし、流入は一様ではなかった。
最初の1ヶ月で4億8300万ドルの資金流出があったが、その後は着実に成長。2024年11月には初めて10億ドル台(10億5000万ドル)を達成し、翌12月にはさらに印象的な20億8000万ドルの流入を記録した。
2025年第1四半期はやや低迷。1月と2月の合計流入額は1億6123万ドルだったが、3月には4億300万ドルが流出した。
その後、これらの商品は急成長を遂げ、投資活動は月を追うごとに指数関数的に拡大し、7月には54億1000万ドルに達した。この急増は、機関投資家の姿勢が慎重さから積極的な買い付けに変化し、ETHがこのシフトの明らかな受益者として浮上していることを示唆している。
SoSoValueのデータによると、ブラックロックのETHA単体で113億9000万ドルの資産を保有し、グレイスケールのETHEは累計43億1000万ドルの引き出しがあったものの回復傾向にある。これらの動きにより、イーサリアムETFの資産総額は216億1000万ドルに達し、ETHの時価総額の約4.75%を占めている。
ETHが4000ドル目前で価格上昇の勢い
ETHの価格も最近かなりの上昇を見せている。執筆時点では3786ドルで取引されており、過去1週間で3.1%、過去2週間で19.6%上昇している(利益確定による直近24時間では2.4%下落)。
30日間では53.3%上昇し、約2470ドルから3900ドル台に接近。一時は3933ドルまで達したが、その後値を戻している。
QCPキャピタルは、デリバティブのポジションや過熱した資金調達率が4000ドル付近で短期的な抵抗を作る可能性があると警告しているものの、ETF需要による構造的な追い風は持続している。この資金流入が続けば、イーサリアムは2021年11月の史上最高値4878ドルに挑戦するだけでなく、アルトコイン主導の市場サイクルの中心としての地位を確立する可能性がある。
翻訳: SteelHaWk3