インインテル元CEOパット・ゲルシンガー、キリスト教AI企業「Gloo」を率いる…「AIはキリストの再臨を早める」
インインテルの元CEOであるパット・ゲルシンガー氏が、キリスト教信仰に基づくAIスタートアップ「Gloo」のCEOに就任した。ゲルシンガー氏は、AI技術が「キリストの再臨を加速させる」と発言し、宗教とテクノロジーの融合について独自のビジョンを語った。
キリスト教AI企業「Gloo」とは?
Glooは、信仰に基づくAIソリューションを提供するユニークなスタートアップ企業だ。同社は「CALLM」と呼ばれる独自のAIプラットフォームを開発しており、聖書の教えに基づいた回答やアドバイスを提供することが特徴。ゲルシンガー氏は「AIは単なるツールではなく、神の計画の一部だ」と述べ、技術と信仰の調和を強調している。
なぜゲルシンガー氏はGlooを選んだのか?
ゲルシンガー氏はインテルCEO時代から「テクノロジーには道徳的指針が必要」と主張してきた人物。Glooのビジョンに共感したことが決め手となったようだ。「AIが人間の倫理観や信仰心を高めるツールになるべきだ」という信念を持っており、GPT-5のような大規模言語モデルとは一線を画すアプローチを取っている。
宗教とAIの融合に批判はないのか?
一部の専門家からは「宗教とAIの融合は危険だ」との声も上がっている。しかしゲルシンガー氏は「AIが人間の精神性を高める道具として使われるべきだ」と反論。GlooのAIは、コロラド・クリスチャン大学などと協力して開発されており、倫理的な枠組みがしっかりしていると主張する。
Glooの今後の計画
Glooは2025年3月までに8,700万ドル(約140億円)の資金調達を計画しており、近い将来のIPOも視野に入れている。同社の「CALLM」プラットフォームは、10代の若者から高齢者まで、幅広い層にキリスト教の教えを伝えることを目的としている。
業界の反応
AI業界では、ペイパルの共同創業者ピーター・ティール氏やOpENAIのサム・アルトマン氏なども宗教とテクノロジーの関係について言及してきた。ゲルシンガー氏の動きは、こうした流れの延長線上にあると見られている。ただし、Glooのアプローチはより直接的で、AIそのものに宗教的価値観を組み込んでいる点が特徴だ。
宗教テックの未来
ゲルシンガー氏は「AIは単に効率を上げるツールではなく、人間の魂を豊かにするものだ」と語る。Glooの試みが成功すれば、他の宗教にも同じような動きが広がる可能性がある。今後、宗教とテクノロジーの関係はさらに深まっていくと予想される。