XRP、ホエールの利益確定で大幅売り圧力のリスク-暴落の可能性は?
- XRPは主要EMAを下回り、ホエール活動と取引所流入量の増加が売り圧力の高まりを示唆
- 弱気なデリバティブデータとオープンインタレスト(OI)の減少は、脆弱な市場センチメントと限定的な強気の確信を反映
リップル(XRP)は、大型保有者がトークンを売却し始めたことで弱含みの兆候を見せている。利益確定が進む中、価格をさらに押し下げる可能性のある売り圧力への懸念が高まっている。
弱気圧力が強まる
XRPは50日と200日のEMAを下回り、長期下降トレンドのサインを示している。
本稿執筆時点では約1.99ドルで取引され、過去1週間で12%以上下落。6月21日には売りボリュームの増加とともに弱気のローソク足が連なった。
RSIは34付近で推移し、売られすぎ圏域に近づいているものの、反転のきっかけとなるほど低くはない。

出典:TradingVieW
一方、MACDは明確なマイナス圏にあり、シグナルラインとMACDラインの差が拡大。強気派に対する持続的な勢いを示している。
下落時にボリュームが増加したことは、売り側の確信が強まっていることを示唆。
ホエールが撤退-流入量と清算が激化
XRPのオンチェーンシグナルは悪化している。

出典:Santiment
6月23日にはホエール取引数が急増し、価格の急落と一致。大規模な利益確定の典型的なサインだ。

出典:CoinGlass
同時に、Binanceの清算ヒートマップは2.1~2.2ドル帯付近に密集した清算クラスターを示しており、積極的なショートポジションとストップロス狩りを示唆。

出典:CryptoQuant
Binanceへの取引所流入量はここ数週間急増しており、売り圧力が迫っているシグナルとなることが多い。
同時に、XRPは心理的な重要サポートを下回り、大型保有者がポジションを解消している。
買いボリュームが戻らない限り、抵抗が少ない下落トレンドが続く可能性が高い。
デリバティブデータが示す不安定な信頼性
XRPの総合OIは15.4億ドルに急落し、市場からの資金流出を示している。
この減少に加え、ファンディングレートが一時的にマイナスに転じたことは、センチメントが弱気に転じる中でロングポジションが一掃されたことを示す。

出典:Coinalyze
ファンディングはわずかにプラスに戻ったものの、反発は小幅で、強気派の確信が限定的であることを示唆。
OIの大幅な回復や持続的なプラスのファンディングがない場合、特に現物の売り圧力が続けば、XRPはさらに下落する可能性がある。
翻訳者:Sn1p3rZ