FRB高官のサプライズ発言でビットコイン・アルトコイン上昇への期待高まる
連邦準備制度(FRB)高官の意外な発言を受け、ビットコインとアルトコインが強気のブレイクアウトを目前にしている可能性がある。
FRBのクリストファー・ウォーラー理事は声明で、中央銀行が7月の会合で早期に利下げを行う可能性があると述べた。経済減速を理由に挙げ、関税がインフレに与える影響は限定的で短期的だと指摘した。
ウォーラー氏はまた、FRBの政策金利が現在、推定中立金利より約1.25%~1.50%高いと認識していると表明。「これを下げる余地があると考えており、その後インフレの動向を確認できる。6ヶ月間様子見を続けてきたが、これまでのデータは問題ない」と語った。
この発言は、FRBが政策金利を4.25%~4.50%で据え置き、年内にあと2回の利下げを示唆してから2日後のものだった。
また、ドナルド・トランプ前大統領から1%の全面利下げを求める強い圧力がかかっている中での発言でもある。トランプ氏は昨年から8回利下げを行った欧州中央銀行(ECB)を引き合いに出している。
FRBの利下げは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、カルダノ(ADA)などのアルトコインにとって強気材料となる。歴史的にこれらの資産は、2020年から2021年のCOVIDパンデミック時のようにFRBが利下げを行う時期に好パフォーマンスを発揮してきた。
ウォーラー氏の発言は、ウォール街の投資家たちがFRBの政策転換を見越してイーサリアムとビットコインへの需要を高めていることを示す第三者データと時期を同じくしている。
スポットビットコインETFは水曜日に3億8900万ドルの資金流入を記録し、今月の累計流入額は22億8000万ドルに達した。過去3ヶ月間の流入額は100億ドルを超え、累計流入額は466億5000万ドルとなっている。
同様に、スポットイーサリアムETFも過去3ヶ月間で約15億ドルの資金流入を集め、総流入額は現在39億ドルに迫っている。
これらの資金流れは、取引所におけるビットコインとイーサリアムの供給減少を説明するものであり、近い将来価格が反発する理由ともなり得る。
翻訳者: Sn1p3rZ