トマホーク・サード・パトリオット総動員…イラン空襲48時間で8兆2400億ウォン消失、アメリカの「武器庫」底をつく(2026年3月現在)
2026年3月、中東情勢が緊迫化する中、アメリカ軍がイランに対する大規模な空襲作戦を実施。この軍事作戦でアメリカはトマホーク巡航ミサイル、サード(THAAD)、パトリオットミサイルなど最新兵器を総動員したが、わずか48時間で8兆2400億ウォン(約56億ドル)に上る軍事費が消失。アメリカの武器備蓄が危機的な水準にあることが明らかになった。
48時間の空襲で56億ドル消失、アメリカ国防総省の財政負担が表面化
ワシントンポスト(WP)の報道によると、2026年3月9日(現地時間)に行われたイランへの空襲作戦で、アメリカ軍は5000発以上のミサイルを使用。この軍事作戦には中央軍司令部(CENTCOM)が指揮を執り、約2000人の特殊部隊が投入された。
戦略国際問題研究所(CSIS)の軍事アナリスト、マーク・カンシアン氏は「今回の作戦でアメリカ軍が使用した兵器の規模は、通常の4年間分の備蓄に相当する」と指摘。特にトマホーク巡航ミサイルについては、200発以上(約29億ドル相当)が使用され、備蓄量が危機的水準に達していると警告した。
「兵器供給ラインが逼迫」サード・パトリオットシステムの運用にも影響
軍事専門家らは、今回の空襲作戦がアメリカの兵器供給システムに与えた影響について深刻な懸念を示している。WPの報道によると、アメリカ軍はサード(THAAD)ミサイル防衛システムとパトリオットミサイルシステムを同時に運用したが、これらの高価な防衛システムの運用コストが財政を圧迫している。
CSISのカンシアン氏は「サードとパトリオットシステムの運用維持費は、今回の作戦で使用された兵器コストの約10分の1(約1億4700万ドル)に達し、20回に1回の割合で1発が故障する計算だ」と説明。これらのシステムの維持管理が、アメリカ国防総省の財政をさらに逼迫させていると指摘した。
8兆2400億ウォンの軍事費、その内訳と影響
アメリカ国防総省の関係者によると、今回の空襲作戦で使用された兵器の内訳は、トマホーク巡航ミサイルが最も多く、約5000発が使用された。これに加え、偵察・監視・偵察(ISR)システムの運用コストが大幅に膨らんだことが、総費用を押し上げた要因だ。
軍事アナリストらは「『兵器の底が見えた』状況で、今後の中東情勢に対応できるか不透明」と指摘。特に、イラン周辺の緊張が継続する中、アメリカ軍の兵器備蓄が不足すれば、地域の安全保障に重大な影響を与える可能性があると警告している。