【緊急警報】仮想通貨を悪用した金融犯罪が急増—国際監視組織が各国に即時対応を要求
グローバルな仮想通貨市場が新たな転換点を迎えている。国際金融監視機関FATF(金融活動作業部会)が27日、各国政府に対し仮想通貨関連犯罪への取り締まり強化を緊急要請した。
■ 闇市場の温床化に警鐘
匿名性を悪用したマネーロンダリングや詐欺案件が2025年に入り47%急増—規制当局の対応が追いつかない現状に、『銀行が同じことをしても「金融イノベーション」と呼ぶのに』と業界関係者が皮肉を込めて指摘する。
■ 次世代金融vs.伝統的規制
DeFiプロトコルを悪用した新たな手口が続出する中、FATFは「仮想通貨取引所のKYC義務徹底」を含む9項目の対策案を提示。仮想通貨業界は自律規制の強化で対応すると表明したが、その実効性が問われる局面だ。
この規制ラッシュが市場の冷え込みを招くのか、それとも健全な成長の契機となるか—2025年下半期の最大の注目トピックとして展開していく。
ElizabETH Howcroft
トムソン・ロイター
Elizabeth HowCROft reports on finance and technology, including Europe's "fintech" industry and cryptocurrencies. She was part of the team which won a Loeb award and SABEW award for covering the collapse of crypto exchange FTX in 2022.