クルーズ上院議員、秘密録音でトランプ大統領の関税政策を批判…カナダに100%関税を警告(2026年1月)
共和党のテッド・クルーズ上院議員が、ドナルド・トランプ前大統領の関税政策について秘密録音で批判していたことが明らかになった。特にカナダに対する100%関税の可能性に言及した部分が注目されている。2025年から2026年にかけての貿易政策を巡る共和党内の亀裂が浮き彫りになる内容だ。
秘密録音が暴露したクルーズ議員の本音
クルーズ議員は2025年4月、トランプ氏の関税政策について「政治的失策」と表現していた。録音では「この政策は11月の中間選挙で我々に不利に働くだろう」と語っており、党内での意見相違が明らかになった。特にカナダとの貿易関係悪化を懸念する発言が目立つ。
カナダへの100%関税が意味するもの
トランプ氏がカナダに提示した100%関税は、中国との自由貿易協定を結んだ場合の報復措置として提案された。2025年の米国はカナダから約4000億ドル相当の商品を輸入しており、この関税実施は実質的に米国民への増税となる。ウォルマートCEOも「2026年の食料品価格は確実に上昇する」と警告しており、消費者への影響が懸念される。
仮想通貨分野での意見対立
興味深いのは、クルーズ議員がビットコイン採掘事業に積極的である点だ。2024年にはテキサス州で3台のビットコインマイナーを導入したことをツイートしている。一方、トランプ氏は中央銀行デジタル通貨(CBDC)に懐疑的で、両者のデジタル資産政策にも温度差が見られる。
貿易政策を巡る共和党内の分裂
専門家によれば、この録音は単に関税問題だけでなく、共和党内部の主導権争いも反映している。2026年の中間選挙を控え、党内の調整が難しくなる可能性も指摘されている。クルーズ議員は伝統的な保守派、トランプ氏はポピュリスト路線という構図だ。
今後の展開予想
政治アナリストのジェームズ・カーニー氏は「クルーズ議員のこの発言は、2026年大統領選を見据えた動きかもしれない」と分析する。実際、クルーズ陣営は最近、貿易政策に関する独自の提言を準備しているとの情報もある。