株式市場今日:NVIDIA決算とGDP予想外の跳ね上がり受け、S&P500が6,500ドル突破、ダウは史上最高値更新
米株式市場は木曜日、全面高で推移した。連邦準備制度理事会(FRB)のリサ・クック理事がトランプ大統領を提訴する動きを見せる中、経済の回復力を示す兆候とNVIDIA(NVDA)の決算発表を受けた落ち着きを取り戻した状況をウォール街が評価した形だ。
ハイテク株比率の高いナスダック総合指数(^IXIC)は0.5%上昇し、最高値更新目前で取引を終えた。S&P500種株価指数(^GSPC)は0.4%上昇し、史上最高値を2日連続で更新するとともに、初めて6,500ドル台を突破した。ダウ工業株30種平均(^DJI)は0.2%小幅高となり、独自の史上最高値を記録した。
米政府によると、第2四半期の米国内総生産(GDP)は3.3%増加し、前期の0.5%減から広範な回復を見せた。これは第1四半期に輸入急増による「関税先行回避」後に輸入が減少したことや、堅調な個人消費の回復など、さまざまな要因によるものだ。一方、失業保険申請件数は減少し、レイオフは低水準で推移した。
金曜日にはさらなる経済指標として、中央銀行が注目している7月のPCE物価指数の読み方が発表される予定だ。
投資家はまた、トランプ大統領とクック理事の間で続く対立にも注目している。木曜日、クック理事は今週初めに大統領の解任通知に屈することを拒否した後、大統領を提訴した。これは、行政府の影響力からの中央銀行の独立性を試す最大の試練となっている。
一方、NVIDIAについては、投資家が四半期報告書を詳細に検討するにつれて、当初の懸念は払拭された。同社の決算は、今年の株価上昇をけん引するAI関連取引の試金石と見られていた。同社株は决算発表後、当初の大幅な下落幅を縮小したものの、0.8%近く下落して取引を終えた。データセンター事業の売上高の失望感や中国市場における将来性への不透明感が、决算の上方修正を上回ったためだ。
NVIDIAは、データセンターからChatGPTのようなアプリケーションを遠隔で動作させる同社のAIチップへの需要は健全であると強調し、AIバブル崩壊懸念に対抗した。ジェンスン・フアンCEOは、同社のブラックウェルAI GPU(グラフィックス処理装置)に対する「並外れた」需要を強調した。
フアンCEOはYahoo Financeに対し、一時的な輸出禁止後、500億ドル規模の中国AI市場向けチップ販売を「再始動」していると語ったものの、地政学的な不透明感が機会に対する重しとなっていることも認めた。
翻訳: QuantumFox7