中東緊張が仮想通貨市場を直撃:アルトコインが最も大きな打撃

中東情勢の緊迫化が再び仮想通貨市場を揺るがしている。米国のドナルド・トランプ大統領がイランの最高指導者を標的にしたことで投資家の不安が高まり、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、リップル(XRP)などのアルトコインが売り込まれ、1週間で5%から9%近く下落した。
ビットコイン(BTC)が急落すればアルトコインも追随するため、投資家は市場のさらなる暴落を懸念している。
トランプ氏の脅威が仮想通貨売りを誘発
火曜日、トランプ氏は自身のソーシャルメディアで警告を発し、米国がイランの最高指導者の居場所を把握しており攻撃可能だと述べた(ただし「今はしない」)。この発言だけで世界中の投資家の信頼が揺らいだ。
この投稿直後、ビットコインは108,952ドルから103,371ドルに急落し、その後わずかに反発して104,950ドル付近で推移した。
イーサリアム、ソラナ、XRPなどの主要コインも下落。イーサリアムは1.5%下落し、2,618ドルから2,462ドルまで値を下げた後、2,526ドルまで回復。一方、ソラナとXRPは24時間で2%以上下落した。
さらにカルダノ(ADA)、SUI、ドージコイン(DOGE)は1週間で10%から12%以上の大幅な下落を記録した。
FRBの警告が慎重姿勢に拍車
地政学的な懸念に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)も新たな懸念材料を追加した。ジェローム・パウエルFRB議長は、世界的な紛争や新たな関税がインフレを悪化させる可能性があると警告した。
金利は据え置かれたものの、パウエル議長はFRBがまだ利下げの準備ができていないことを明確にした。
ビットコインの二面的な役割
緊張が高まる中、多くの投資家が資金をステーブルコインに移したり、ビットコインを保持したりして、アルトコインに比べて安全と見なした。しかし、BTCは金のような安全資産としても、リスク資産のような上昇も見せていない。
ビットコインは過去1年で60%上昇しているが、アナリストは次にどの方向に進むかはまだ不透明だと指摘する。仮想通貨専門家のDoctor Profit氏は、市場がさらなるマクロショックに備える中、BTCは間もなく10万ドルを割り込み、場合によっては93,000ドルまで下落する可能性があると警告している。
翻訳者: Ph4nt0m