アルトコインシーズンの到来はまだ先? 36Bドルの指標が示すタイミング
ビットコインが最近11万ドルを突破したにもかかわらず、アルトコインは依然として弱含みの状況が続いており、待望の「アルトコインシーズン」が近いうちに到来するかどうか疑問が投げかけられている。
CryptoQuantの寄稿者Burrakesmeci氏による6月18日の分析によると、ある指標が示唆的なストーリーを語っている。ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を除くアルトコインの1年累積買い/売り注文量差は、現在-360億ドルとなっている。この水準は、投資家が依然としてアルトコイン市場から資金を引き上げていることを示唆している。
この指標は、取引所におけるアルトコインペアへの買い注文と売り注文の正味需要を反映している。この指標がプラスに転じると、ピーク時の関心や時にはローカルトップを示すことが多く、2024年12月にもそのような動きが見られた。
その後、トレンドは逆転し、現在の極めて低い数値が示すように、持続的な資金流入ではなく流出が続いている。要するに、ビットコインが話題を独占しているにもかかわらず、アルトコイン投資家はまだ様子見の姿勢を崩していない。
これは重要なポイントだ。アルトコインシーズンには通常、一定のリズムがある。初期の強気相場では、特に2024年4月のように半減期後のビットコインが首位に立ち、資金を集める。投資家は、ビットコインが冷め込み横ばいになり始めると、得た利益をアルトコインにシフトすることが多い。このローテーションにより、イーサリアムなどの大型株のラリーが起こり、その後、ミームコイン、AIトークン、その他のナラティブに特化したセクターが急騰する。
しかし、現状ではその変化を促す条件が整っていない。アルトコインシーズン指数は30を下回ったままで、75という閾値を大きく下回っている。ビットコインの支配率は依然として64%と高く、BTCとETH以外のリスク選好は低迷しているようだ。ETH/BTC比率は上昇しており現在0.02405、またイーサリアムはここ90日間でビットコインをアウトパフォームしているものの、これらのシグナルは予備的なもので決定的ではない。
マクロ環境もアルトコインシーズンの遅れを招いている可能性がある。量的引き締めと高止まりする金利により、アルトコインのような投機的資産に充てられる資金量は限られている。金利引き下げが行われたりビットコインの支配率が低下したりすれば、2025年後半に変化が訪れると予測するアナリストもいる。一方、イーサリアムの明確なブレイクアウトや規制の明確化がない場合、待ち時間は2026年まで伸びる可能性があると警告する声もある。
現時点で明らかなのは、出来高の流れが反転しない限り、アルトコインシーズンへの道はまだ閉ざされたままであり、360億ドルの需要喪失は無視できないということだ。
翻訳者: Ph4nt0m
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